宮城県産のブリを大根と炊いて、秋の夜の幸せ晩酌
久しぶりに定時退社となった昨日。
先日からの大きな仕事がやっとひと段落、と言いたいところだが、そうでは無かった。竣工前の図面変更に必要なデータが足りなくて、翌日以降でないと仕事を進められないがゆえの定時退社。明日からの仕事を思えば若干憂鬱ではあるのだが、それでもサクッと帰宅して家でゆっくりと食事の支度が出来るのはやはり嬉しい。
帰宅して、早速調理にとりかかる。
昨夜のメニュー
・おかずお好み焼き
(キャベツとはんぺんと卵で作る、お好み焼き風の一品)
・ぶり大根
・宮城・登米のオクラの胡麻和え
・三陸産サバの塩焼き
ぶり大根の材料は、北海道産の大根と宮城県産のブリ、そして高知の生姜。生姜は千切りにして小鉢に入れておく。
厚めに皮をむいて切った大根を鍋に入れ、ひたひたになるくらいの水を入れて火にかけて下茹でする。その間に、ブリの切身を大きめのひと口サイズに切って湯通し。
下茹でした大根とブリ、千切りにしておいた生姜を鍋に入れたら水と料理酒、醤油、みりんを入れて再び火にかける。調味料はそれぞれ大さじ1くらいで、やや控えめの味付け。沸騰したら火を弱め、ことこと煮込めば出来上がり。
朝夕に肌寒さすら感じるようになったここ数日。
夏の間も煮物は作っていたけれど、やはりこの季節にいただく煮物はいっそう美味しく感じる。
大根はもう少しじっくり煮込んで柔らかくしたかったなぁと思いつつも、でも短時間で煮込んだ割にはしっかりと味は染みていて、美味しかった。
何より、宮城県産のブリの美味しいことといったら。
箸でつかんでも崩れないくらいにギュッと身の引き締まったブリは、噛めばほろりと崩れ、旨味がじゅわーっと口の中に優しく広がる。宮城県産のブリのしっかりとした旨味と北海道産の新鮮な大根の甘味に生姜の辛味と香りが良いアクセントになって、優しい味なのに箸が止まらなくなる。美味い。
サバは、昨夜は生のものを買ってきて塩を振ってグリルで焼いた。
せっかくの新鮮なサバだったのに、煮物に気を取られている間に皮を焦がしてしまったのが反省点。
それでも、ふっくらとしたジューシーな身は旨味たっぷりで、干物とはまた違った美味しさだった。
生サバは、味噌煮が定番。けれど、こうして塩を振って焼くだけでも、手軽に美味しくいただけるのがありがたい。
魚の塩焼きが大好きな夫にも喜んでもらえて一安心。
というより、夫はどんな料理でも美味しく食べてくれる。
おかげで毎日作り甲斐があるし、一緒に食べていて楽しい。
昨夜も私が夕餉の支度をしている間に、少し遅れて帰宅した夫が洗濯物をすべて片付けてくれていた。
お互い仕事を持ちながらの忙しい暮らしだけれど、助け合って楽しく暮らせる今は幸せだとしみじみとありがたく思う。
オクラの胡麻和えは、お弁当用に前夜作り置きしておいたもの。
そして、「おかずお好み焼き」は、サカキシンイチロウさんのnoteでレシピを知った一品。
今では、すっかり我が家の定番おかずになっている。
noteを通して、手軽なレシピや美味しいものをたくさん知ることが出来るのは、本当にありがたいなぁと思う。
さぁ、もうひとふんばり。
美味しく食べて元気に暮らすために、仕事も頑張ろう。
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