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頭の広さ。

頭の中は広い。

僕でも、北極星が真上に見える氷原や
グランドキャニオンの断崖。
アマゾン(通販でないほう)川を、果てしなくさかのぼる自分。を見たことがあります。

知識に面積はないし、好奇心に容積もない。
頭の中は、完全に自由だから (⁠そうじゃない国もあるし、いつまでも自由言い切れないけど)
どんな事でも、頭の中にあるうちは許される。また、どんな物語も頭の中にある時は銘作だ(⁠と、誰かがおっしゃってました)

一日の出来事を小石を拾うように、丹念に怠りなく記録して、その先に起きたことの理由を解き明かす、歴史研究家。

リンゴが落ちて 引力のインスピレーションをうけたニュートンのような科学者。

頭の中の名作を、見事に現実の文章で表現してみせた、フレディック・フォーサイス。(⁠僕の好きな作家です)

たぶんみんな、頭の中に渦巻く疑問やアイデア、突飛な展開を楽しんでいた、もしくは、なやんでいたかもしれませんが、とにかく自分を否定する材料にはしなかった。
続けて報われるとは限らない、また正しいかもわからない。ただやめてしまったらそれすら判らない。

だから、
僕は、毎日生まれてからの約2万3千日の普通の日々を思い出し、そこが見えるまで自分の記憶の画像を探して、普通の日々から自分を作った瞬間、分岐点、人、場所、天気も見つけたいと思っているのです、広い頭のなかで。

そうすると、普通からちょっと得意な事のある自分になれると思っています。



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