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07 | 初めての面接

さて、いざ面接。気合が入るぜ。
前回のおさらいはコチラからどうぞ。

面接はなんか食堂みたいなところで行われた。久々の面接だったので、軽く予習してきた"扉は3回ノック"みたいな面接ライフハックみたいなものはあまり通用しなかったので残念。それどころか椅子じゃなくて、座敷の木の座椅子に座布団のスタイルだった。なんか旅館とかの和室をイメージしてほしい。そこに正座させていただいた。足を崩してくれと言われたが、身体が硬くてあぐらがかけないので断った。俺は正座で行かせてもらうぜ。


面接は自分と同じくらいの女性が担当していた。何というか、ラフな感じで進んでいった。地元の話、兄弟構成の話などで前職のことはあまり聞かれなかったが、何故か辞めた理由で本当は人間関係なんじゃ無いか?ということを執拗に聞かれた。「そういう理由では無いですね」と言っても「本当に〜?笑」みたいな感じで返してきて余程信用がないのかよ、、と少しイラっとしたしょんぼりした。

特に難しい質問も無く、やらかした場面も無ければ手応えも無い感じで面接は終わった。最後に帰る際正座スタイルを1時間弱貫いたが故、足が痺れていてそれを隠すのがしんどくて一番の山場だったと思う。


帰りにスーツ着てる自分にウケて撮った


数日後にメールが来た。結果はまあ、定型的なお祈りメールだったのだが、初めて受け取ったお祈りメールだったのでなかなかにショックだった。前回も書いたかもしれないが、募集をしているからには積極採用をしているだろうと何となく思っていたので、面接で変にやらかしてなければ受かるだろうという謎の過信があったからだ(バイトのノリかよ)

当たり前だが現実は全くそんな事なくて、就職活動をしていくうちに段々と理解していったが、中途入社はかなり狭き門だと言える。 しかも30歳をこえての未経験の職種に転職となるとかなりキツいのが実状だ。私はそんな知識すら浅かったのであった。書類選考に通ればまだ良い方で、その時点で落とされる事もしばしばある。お祈りメールでガーンとなっている場合では無いのだ。

トホホ…


少し余談だが、面接といえばスーツだと思うが自分はスーツをカッチリと着ることに激しい抵抗感があった。前職で着慣れていないこともあったが、9月の真夏日にカッチリスーツにワイシャツなんて想像しただけで汗が出そうだ。オマケに激しく社会に抗い続けた結果、恥ずかしい話だがネクタイの締め方すら分からないまま30歳になってしまった。なので特に指定は無かったので、初回の面接だけインナーに無地の白のカットソーで参戦させていただいた。

この選択が悪い方に向かったかどうかは分からないが、落ちる可能性を少しでも減らすためには、ズバリしっかりとスーツスタイルでいくことが望ましいでしょう!これで落ちたのかも、、、と考えちゃうのも嫌だしね。


後半へ続く(キートン山田)

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