見出し画像

本日の一品『丸ごと春キャベツ』

皆さん毎日のお食事の用意、本当にお疲れ様です。

新緑に覆われつつある山を見て、『あ~もうすぐ春が終わっちゃう。』
と、思ってしまう品乃。
春野菜は、どの季節の野菜よりみずみずしさを感じることが出来るし、植物にとって厳しい冬の寒さを耐えて蓄えた野菜の甘味を感じることが出来ますよね。

そんな春野菜の代表である春キャベツ丸ごと使った一品をご紹介いたします‼️
小皿に取った状態ですがコチラの料理です、画像をドウゾ❗️

キャベツと言えば、品乃は山崎まさよしさん主演の映画「月とキャベツ」で美味しそうに「キャベツのステーキ」(ただの生のキャベツ)に塩だけをかけてナイフとフォークで食べている姿を思い出してしまいます。

映画は夏のキャベツでしたが本日は春のキャベツをナイフ、フォーク。そしてスプーンで召し上がって下さいね。

但し❗️
完成に至るまでの道のりは、山あり谷に谷あり・・・また山
⁉️

思い付きの料理の怖さを改めて知った品乃でした。ふふふ。
では、「丸ごと春キャベツ」ご覧ください。

材料

▽丸ごと春キャベツ
・春キャベツ      中玉 1玉
・人参         1本
・小粒しいたけ     1袋
(シメジやマッシュルームでも代用可能です)
・新玉ねぎ       小玉 3個
・牛豚合い挽きミンチ  約300g
・トマトの水煮     1缶
・コーヒークリーム   大さじ3
・お湯         70cc
・パン粉        適量

▽調味料
・塩          少々
・コショウ       少々
・水          100cc
・酒          30cc

調理法

1.キャベツの軸の下を切り落とし不要な葉を取り除き
 キャベツに十字の切り込みを2/3の深さまで
 入れましょう。
 次にキャベツが丸ごと入る鍋を用意します。

⚠️注意・・・これが後々、命取りとなります
      少し大きめの鍋を用意しましょう

2.切り込みを入れたキャベツを
 大きなボールに切り目を下にしてタップリの水に
 漬けて置きましょう。
 キャベツを漬けている間に合い挽きミンチの調理を
 進めていきます。

3.ボールに粉末のコーヒークリームを入れ、お湯を
 注ぎ溶かします。
 そこにパン粉を入れてふやかしておきましよう。

4.パン粉の混ぜ物を冷やしている間に新玉ねぎを
 切ります。
 みじん切りにしますが、大き目のみじん切りが
 良いでしょう。

5.次に人参・シイタケを切っていきます。
 人参は大きく一本を1/4にし、
 それを更に縦に1/2と切ります。

 シイタケですが今回は本当に
 小さな可愛いシイタケを格安で購入。
 いしづき(シイタケの茎の下の部分)を切って
 1/2やそのままで。

6.パン粉の混ぜ物が冷えたのを確認してから
 みじん切りの新玉ねぎと合い挽きミンチ。
 それから塩とコショウを加えコネていき
 肉ダネを作ります。
 要はハンバーグを作る要領です。

7.肉ダネが出来たらキャベツに肉ダネを
 挟んでいきましょう。

 キャベツを水から取り出し水気をよくきります。
 1/4をグぃと開き中央から葉3~4枚ごとに肉ダネを
 挟んでいきます。
 キャベツの中央部分の中にキャベツの芽?茎?花?
 のようなものがあればボキッと取り除いで下さい。
 残った肉ダネは、開いたキャベツの隙間や
 上に詰めたり乗せたりします。

8.鍋にトマト缶と水を入れ、
 その中に出来上がった肉&キャベツを入れて
 フタをして煮込んでいきます。
 まずは強火で沸騰させ、沸騰したら弱火に。
 10分程度煮込みます。

ん~~~。
この時点で気が付けばよかったんですよ。
後の惨事を。
想像力不足のわが身、記事を書き、写真を見ながら悔やみます。
くぅ~~~ってな具合に。

9.さぁ10分経ちましたのでフタを開けて
 人参・シイタケを入れ・・・入れ・・・
 入れたいのですが、入りませ~~ん!!! ( T  T )

そうです。
キャベツに合わせて選んだ鍋には肉ダネを挟んで大きくなった肉&キャベツが入るのにギリギリ。
おまけに、煮込んだお陰でキャベツからの水分でスープは増量!!!!
あ~バカバカバカァ~~。
でも、ここで諦める訳にはいきません。
・・・・・(考え中)・・・でも時間もありません。
・・・
📌(ピン!)
そ・お・だ ( ^ω^)

10.さぁ!気を取り直して・・・。
  肉&キャベツの脱出劇の始まりです。
  でも、その前に脱出場所を用意してあげなくては
 (*0* )/

  まず大きな鍋に人参・シイタケを入れて
  おきます。

 次に網ジャクで肉&キャベツを救い上げ、
 フライパン用のガラスのフタに 
 逆さにひっくり返して置き、
 先ほどの人参・シイタケの待つ大鍋に返して
 入れます。
 ふふふ、これで脱出成功です❣
 おっと、スープも忘れないで連れてって下さいね。

11.酒を入れて塩・コショウで味を整えフタをし
  15分ほど煮込んで下さい。

  人参が柔らかくなるのが目安ですが
  人参が柔らかくなってから5分程度長く煮込むと
  キャベツの芯もホクホク、お肉からの肉汁と
  野菜たちの旨味が混ざり合い最高のスープが
  出来上がります。

  大きく柔らかな「丸ごと春キャベツ」です。
  お行儀悪いでしょうが鍋の中で1/4に切って
  取り出すことにしました。
  キャベツの芯にもスーッと包丁が入っていきます
  よ。

完成図

てんやわんやの大騒ぎの本日の一品「丸ごと春キャベツ」。
『キャベツを丸ごと食べたいなぁ~。』
『ロールキャベツもいいなぁ。』 
『でも、めんどくさいなぁ。』
からの発想料理でした。
失敗してもなんとかなりますよ。
なんたって家庭料理ですから。 はっはっはっはっは~。

スープと一緒に人参・シイタケも上に盛り付けてボリュウームある
夕食の一品に。

正直、ご飯よりはパンが合います。
フランスパンのようなハードなパンが良いでしょう。
スープは、そのまま飲むも良し・パンに付けていただくのも美味しいです。
お酒がいける方は、ワインと一緒にいかがですか?

捨てるところナシ!
お手軽価格の一品「丸ごと春キャベツ」是非、お試し下さい。


余談ですが品乃が思う家庭料理のポイントを一つ語らせてください。

それは
「アレがないとコレが出来無いは無いです‼️
(できない物もありますが・・・笑)

今回使用した粉末のコーヒークリームは牛乳の代用です。
勿論、本格的な味を求められると難しいですが家庭料理は家庭にある身近な物を使って作る事が大切だと思っています。
調味料も品乃は、砂糖・塩・コショウ・酢・醤油・酒ぐらいしか持っておらず、酒も神棚にお供えした物を使って料理酒などは購入していません。
もちろん冷蔵庫にはマヨネーズ・ケチャップなどの合成調味料はありますがその程度です。
それでも美味しい料理はたくさん作れます。
食材が無いから素敵なレシピが出来ないと諦めず、どんどん挑戦してみましょう。

それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。

品乃

この記事が参加している募集

#今日のおうちごはん

18,433件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?