「いや、アイデアに価値はあるだろう」という話

最近、事業領域が決まらずに悩んでいた方のツイートを拝見して、アイデアって価値があるな、と思いました。というか…多くの起業家、または起業家志望の方がアイデアに悩んでいると思うことがしばしばある。

起業家や投資家の人たちは「アイデアに価値はない」とよくおっしゃいます。確かにその通りで…結局アイデアは誰にでも思いつくけど、そのアイデアを実行するのが重要。という話です。

でも…誰にでも素晴らしいアイデアが思いつくというのは違う気がします。

孫正義はインターネット領域で事業領域を決めるまで一年半以上かかったと言いますし、今や絶好調のSmartHRの社長も、SmartHRを始める前はずっと受託をやりながら新しい事業を作っては潰していました。

他にもpairsのエウレカも今とは全く違う事業を最初にやっており、チョコレイトのコンテンツ事業も、この事業を決めるまでカフェでずっとネットを見回る日々が続いたとのこと。

多くの人がアイデアが思いつかない、良い事業領域が決まらないことに悪戦苦闘し、何でもない、ビジネスをやっている訳でも悔しい思いをしている訳でもない、辛いけど伝わりにづらい辛さを感じながら踠いている状態でした。

確かにアイデアに価値はないのかもしれません。けれど、そのアイデアが閃くために多くの人が努力してもがいているということは、少なからず「アイデア」に価値があるように感じるのです。


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