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#読書記録

2024年8月31日

やりきれない感情と共に生きていくということはどれほどのものなのだろうか。 赦しなのか諦め…

2024年8月13日

上品で丁寧な語り口と仄暗く残酷な物語のギャップ。 それぞれの短編の登場人物の関連性、そし…

2024年7月20日

この話、何か知ってるなと思ったら昔映画を観ていた。 それでも映像では気付かなかったような…

2024年7月13日

終始重く暗い空気と共に。 ミステリーなのかと思ったが一筋縄ではいかなかった。 この物語の世…

2024年6月29日

長い歴史に幕を下ろすホテルで起こる群像劇。 それぞれの登場人物の物語が少しずつ交錯してい…

2024年6月19日

途中で真犯人のネタバレを見てしまったがそれが気にならないくらいの驚きも用意されていた。 …

2024年5月19日

言葉を選ばずに言うと、読んでいる間中ずっと胸くそが悪かった。 早く結末に辿り着いて欲しいとさえ思った。 しかしそれはあらすじを知っていておおよその結末が分かっていたからこそなのかもしれない。 「バイアスのかかった一方的な情報が人々を思考停止に陥らせ、集団ヒステリーを煽った挙げ句、無辜の人間を血祭りに上げたのである。」 この事件だけに当てはまることではないだろう。 むしろ今の方が大なり小なりこのような事態が頻発しているように思える。 何事も思考停止せず、思っていた(聞いた)もの

2024年4月13日

ほどよくスピーディな展開に続きが気になって仕方なかった。 人の表とは。人の裏とは。 何でも…

2024年3月28日

「善玉対悪玉」という構図が現れる心地よさは何も解決しない。 自分は戦争を知らなすぎる。 自…

2024年3月1日

タイトル買い。 藝術大学で仏像づくりを学ぶ学生たちが修了課題に四苦八苦しながら成長してい…

2024年2月3日

SFとブラックユーモアたっぷりのショートショート短編集。 そう言えば筒井康隆の本を読んだこ…

2024年1月26日

大前提として主人公は罪を犯した者であり、その犯罪の上に成り立っている物語である。 しかし…

2024年1月12日

ショートショートというジャンルはどうしても星新一と比べてしまう。 その星新一のどんでん返…

2024年1月3日

結末から始まる物語。 最後は分かっているはずなのに、実は読み進めていくうちに何かが起こって別の終わりが用意されているのではと淡い期待を抱いてしまう。 でもそうはならない。 物語の中とは言え登場人物たちは現実を生きている。 ただ、物語としてこちらが結果を先に見せてもらっていただけ。 生き残ってきた子だけが大人になるのならば、自分も何かから生き残ってきたのだろう。 まだ自分の人生の結末は分からないが、生き残ってきたというのならば最後まで満足いくまで生き残ってやろうと思う。 偶然