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2024年1月26日

大前提として主人公は罪を犯した者であり、その犯罪の上に成り立っている物語である。
しかし理屈ではない部分で感情移入してしまうのは何故だろうか。
どこか救われて欲しいと思ってしまうのは何故だろうか。
簡単に想像できるようなハッピーエンドではなかったが、彼女らの八日目以降の日々が幸せとはいかずとも穏やかであるようにと願う。
(八日目の蝉 / 角田光代)

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