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2024年4月13日

ほどよくスピーディな展開に続きが気になって仕方なかった。
人の表とは。人の裏とは。
何でもかんでも「伏線」とか「伏線回収」とか言うんじゃないよと普段から思うことはよくあるが、これは見事に伏線を回収された。
あれはこのことだったのか、こういうことだったのかと次々と明かされる。
物語の本筋とは少し違うが、就職活動真っ只中の学生がこれを読んだらどう思うんだろうという興味が湧いた。
こういうミステリーもおもしろい。
(六人の嘘つきな大学生 / 朝倉秋成)

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