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2024年6月29日

長い歴史に幕を下ろすホテルで起こる群像劇。
それぞれの登場人物の物語が少しずつ交錯していくのかなと思っていたらそれ以上の仕掛けが用意されていた。
もう一度始めから読み直さなければ。
優しさをどう捉えるのか。
優しさで傷付いてしまうのは誰なのか。
でもやっぱり優しさは人を救うものであるべきだと思える結末で良かった。
(ヴィクトリアン・ホテル / 下村敦史)

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