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HERP入社エントリ | 航海士としてのコーポレート

HERPに入社した合志です!
HERPにはコーポレート1人目の経理ポジションでジョインし、監査のリード対応そして決算と、待ったなしの怒涛の日々を駆け抜けてきました。
このエントリを書いている休日にはヤギの出産に立ち会ったりと穏やかに過ごしていたので、仕事の多忙さとのギャップがすごいです…

左が私で、右は生後1日のヤギさん。
ちなみにヤギは会計上6年で償却しますが、実務上一括費用計上することが多いです。

このところは業務も落ち着いてきて、空いた時間に採用に携わる機会も増えてきました。
面接の場で候補者の方から「コーポレートの雰囲気ってどうですか」「コーポレートはどんな人たちが働いていますか」と、ご質問をよく受けます。

コーポレートって、究極的なことを言えば、タスクベースではどの会社でも業務は変わらないはずなのに、会社ごとにそのあり方が多種多様になるのは不思議ですよね。
ここでは入社エントリに代えて、未来の管理部の候補者に向けて、入社したてのフレッシュな気持ちで「HERPのコーポレートとは」そして「コーポレートの一員ととしてどうありたいのか」を答えることで、HERPの雰囲気や課題感について紹介していきます。

HERPのコーポレートのあり方とは

前職は税理士法人にて4年間、税務会計を中心としたアドバイザリー業務を行なってきました。創業から上場企業まで、規模感大なり小なり100社以上の経営者・管理部門と対話をしていた経験として、未上場企業のコーポレートのあり方はざっくり分けて下記2パターンに落ち着くと思います。

  • 何でも屋
    1人で縦横無尽にゼロベースで構築。幅広い領域でアクティブできるが、管理部のリソースが十分に確保されていないため、マニュアルもヘルプ要員もゼロ

  • 専任化
    部門化・階層化が進んだ結果自分の担当領域にフォーカスできるが、業務が型化されしばしトップダウンになるため、改善活動等の自律的成果が出しにくい

現在のところ、HERPのコーポレートは上の2つには該当しない形態になっているというのが率直な感想です。
まず、何でも屋というフェーズではない。財務、労務、法務、情シス、採用、採用広報……と、各部門にリソースが配置されているため、自分の仕事にフォーカスして活動できております。
一方、担当領域にのみ完全にフォーカスしているかというと、そうでもない。経理課題を他部門のメンバーとともに紐解くこともあれば、逆に、経理視点でどのようなソリューションが考えうるか他部署の抱える問題に自ら首をつっこむことも多いです。

「専門領域という軸を活かして、より広く組織課題に向き合える環境がHERPには用意されている」といってよいかもしれません。
では、なぜこの環境が担保されているか ━━ それは、私たちは「スクラム採用」という概念をかかげていますが、採用だけにとどまらず、あらゆる業務においてスクラム的なあり方を組織として自認し、その実現に努めているからだと考えます。

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スクラム採用とは、「採用活動を経営陣と人事に閉じたものではなく、
現場社員を巻き込んだ形で行うことで、最大の成果を創出していく採用手法」です。

施策ベースで言えば、まず、そもそもどの部門にも上司はおりません。トップがいないため、所属する部という枠組みは曖昧ですし、トップを意識して行動する必要性もないです。行動指針は、ただ会社をよくしようとする意識のみです
また、個の価値ではなく組織の価値に向かえるように、組織全体の透明性も担保されています。具体的なことは下記の記事が明るいので、ぜひご覧になってください。

コーポレートの役割とは

これは持論ですが、コーポレートとはつまるところ、航海士(navigator)となる部門だと考えてます。
経営陣 / 事業サイド / 開発サイドは、常に帆を張りフルスロットルです。たとえ機体にガタが来ていようとも、行く末に嵐が待ち受けていようとお構いなしです。優秀なメンバーが揃っていればバランス感覚を持って座礁することなく進めはするかもしれませんが、それではスピードが出せないし、つねに危険に神経を尖らせなくてはなりません。
コーポレートは、船の日常点検補修を担うところから、航路予測により先回りして危険を回避し、標識を正確に読み解くことで、最速かつ安全な道をメンバーに用意することが求められます。
税関や許可証などの書類提出に追われることも、ある種航海士と似ています(笑) 。

つまり、組織の方向性・安全性・そして成長戦略は、コーポレートのあり方と一致するといっても過言ではないかもしれません。

先ほど、現時点でのHERPのコーポレートのあり方を紹介しました。あくまで現時点のモデルであって、これから組織がスケールする中で、フラットでスクラム的な現在のあり方の再定義を余儀なくされることもあるでしょう。
そこで大切になるのは、必要となる規範と目指すべき成果のバランスをとりながら、組織にとってのベストプラクティスを常に探る姿勢です。
なぜなら、先の例に立ち返って考えると、船を管理し適正に運行することが目的ではなく、この船に乗って次の目的地を、他でもないこの会社のメンバーと一緒に、目指すことが目的となるからです。

HERPでどうありたいのか

さて、HERPのコーポレート組織を少しでも捉えていただけましたでしょうか。
そしてこの度、コーポレート専用の紹介ページもできましたので、合わせて読んでいただけますと嬉しいです。わたしも作成に携わっています。

今は過渡期です。これまで培われたカルチャーが組織基盤となりようやく芽吹いてきたタイミングであると同時に、これからを見据えルールの整備化が求められるタイミングともなりました。

この状況において、私はスタビライザーでありたいと思います。ステークホルダーに規範を示すことへのアカウンタビリティは当然持ちつつ、組織にとっての最適を考えアレンジメントすることで、HERPとして新たな価値を創出することにチャレンジしていきたいです。

左が私で、右はCSのparaさん。
チャレンジの結果、小さなアウトカムを重ねてQ1全社会にて表彰されました。

採用情報

2022年6月現在、現在コーポレートでは採用・PR広報を中心に新メンバーを求めております!
ともに組織の価値をつくっていくことにチャレンジしたい方がいましたら、ぜひご応募ください。まずはカジュアル面談からでも!

ご覧いただきありがとうございました。

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