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1on1の議事録を公開したら、オープンな文化が強まった~HERPの1on1~

HERPの1on1文化がオモロいので共有したい。

議事録が公開されていて、誰でも見られる

1番特徴的なのがこれだと思う。
Notionで議事録を記録していて、社内の誰もが見られる。

最近調子どう?、負債の解消、言いたいこと話してないのでは、同棲の話、良いチームをつくろうなど多岐にわたるトピック

最近僕がやったメンバーとやった1on1の議事録たち。

鈴木さんぽい高尚な課題感
まざっちは怒りをマネージする訓練をしている

最近課題に感じていることや自分自身のリソース配分などをざっくばらんに会話してその議事録が誰でも見られるようになっている。その他キャリア相談やチームのコミュニケーションの悩みなどもある。
もちろんクローズにした方がいいトピック(センシティブな内容、テキストだけだと見た人に誤解を与えうるなど)はクローズにしている。

Slackで通知も届いてべんり

公開しはじめたきっかけ・経緯

この取り組みは2021年の9月から始まった。
僕がふと1on1の議事録を何となくクローズにしているが、クローズにしておいた方がいい内容って意外と少ないなと思ってはじめてみたのがきっかけだ。

1on1のページの上部にある当時の気持ち

ちなみに僕が始めたけど、この取り組みはトップダウンでやりはじめたものでは到底ない
1人のメンバーとしてボトムアップにやってみよう❗️と思って、やったらみんなが「いいね!」となって流行ったという感じで文化になった
(*HERPにはやってみよう❗️というValueがある)

数えてみたら1月は140件の1on1があった。
HERPはタテヨコ自由に積極的に1on1が行われている
しかも特に制度や仕組みはない、自律的にやっているというのがHERPの良さだと思う。
一方、1on1の質を高める取り組みなどはあまりできていないので個々人に依存しているというのは課題だと思うし、コミュニケーションが組織として良好か(量や頻度やコミュニケーションパスなど)というともっと伸び代はあると思う。

実際にやってみてどうか

オープンな文化が強まった

情報共有のコストが減った。
1on1では意外と同じことを話すことが多いので議事録を共有して良いとなると、その際シュッと共有しやすい。
誰が何に課題を感じているか、悩んでいるかが人をまたがずとも分かる。今まではクローズだったので、聞かないとわからなかった。

セレンディピティ(予想外の発見)が生まれやすい。
上の内容が共有されるので、誰かが何かを思いつきやすくなっているはず。

候補者にオープンさを伝える時に伝えやすい
これは副次的効果だが地味に助かる。
スタートアップ、どこでもオープンで風通しの良い会社と言っているので、HERPのオープンさや風通しの良さを実例で示せてわかりやすい。

以上。シュッと始めた割に会社をより良い文化にする/伝えられるという意味で、コスパが良い取り組みだったなと感じる。

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