高額なバッグを手放した理由:ミニマリズムが教えてくれた本当の自由
こんにちは!私は、サラリーマンから副業を経て27歳で起業し、年商8桁を達成しました。しかし、常にお金を追い求める生活に限界を感じ、収入がゼロになった経験を通して、労働収入だけに頼らない資産形成の重要性に気付きました。現在は、労働、副業収入、資産を組み合わせた、時間や場所に縛られないライフスタイルを再構築しています。
HSP(Highly Sensitive Person)でもある私は、敏感な感受性を活かしながら、経済的自由を目指すプロセスで得た経験や知識をもとに、同じような悩みを抱える人々に向けて情報を発信しています。
・はじめに
年商8桁を達成し、お金を自由に使える生活をしていました。しかし、稼ぐことに疲れを感じ始め、次第にその生活にも満たされなくなりました。結果、収入がゼロになり、そんな時にミニマリズムと出会ったのです。物を減らし、ミニマムライフコストを意識した生活にシフトすることで、心が軽くなるのを感じました。
これまで大切にしてきた価値観を一度リセットし、シンプルな生活を追求したいと思うようになりました。その一環として、あまり使わずに保管していたハイブランドのアイテムを手放すことにしました。持っているだけでは満足感を得られなくなり、それらを売り、お金に変えていくことで新しい収入源も見つけることができました。
そして今回は、特に手放すのが難しかった60万円で買ったバッグをついに手放す決意をしました。このバッグにはたくさんの思い出や感情が詰まっていましたが、なぜ今手放すことができたのか、その心の変化を共有したいと思います。
・手放してなかった理由
このバッグを手放せなかった理由は、そのサイズ感や物が入る容量、そして使いやすさがとても気に入っていたからです。実際によく使っていたバッグでした。これまでにも2回に分けてハイブランドのアイテムを手放してきましたが、今回が3回目となります。
ハイブランドを手放してきた基準は次の通りです:
私自身、長い間「見栄」や「自分を良く見せたい」という欲求に囚われていました。ハイブランドを手にすることで、周囲からの羨望の眼差しを求めていたのです。しかし、どれだけ物を買い集めても、心は全く満たされませんでした。
お金を使い続けるということは、常に働き続けなければならないということです。欲しくもない物や、心が満たされない物のために、たくさんのお金を稼ぐ生活を続けていくうちに、心身ともに疲れてしまいました。最終的に、収入がゼロになり、そこで初めてミニマリズムと出会いました。
ミニマリズムに触れたことで、自分がどれだけ物に囚われ、不自由になっていたかに気づかされました。ハイブランドのアイテムを持っていることが、逆に自分を縛り、物への執着を増していたのです。このバッグも例外ではありませんでした。
・ハイブランドを手放してみて
初めてハイブランドを手放したとき、驚くほど心が自由になりました。「外見をハイブランドで武装しなくてもいい自分になりたい」と感じ、2回目の手放しも自然とできるようになりました。手放すたびに、物への執着や恐れが薄れ、本当の自分が少しずつ浮き彫りになっていくのを感じました。
承認欲求を手放して、最も実感したのは意外にもシンプルなことでした。「あれ、私って物欲があまりない人間だったんだ」と気づいたのです。他人と比較しなくて良い、本当の自分と出会えた瞬間でした。
その後、私にとって「価値」と「価格」に向き合う時間が始まりました。果たして、これほどの値段を払う価値が本当にあるのか?どんな時に買い物をすると、心から満足できるのか?そうした問いを通じて、自分なりの「価値」と「価格」の見極め基準が出来上がっていきました。
満足感で満たされる買い物の仕方は次の通りです:
・ミニマリズムによる価値観の変化
ミニマリズムを意識して生活するようになった結果、毎日のように使っていた60万円のバッグが、自分の価値観や生活に合わなくなってきました。以前は「これだけの容量が必要!」と思っていたのに、今では「そんなに入れたら重くて持ちたくないな」と感じるように変わりました。さらに、「ハンドバッグとトートバッグを両方持つなら、トートバッグだけで十分じゃない?」という考えにシフトし、自然と60万円のバッグを使う機会が減っていったのです。
そんな中、「もうこのバッグはいらないかも…」と思う自分と、まだハイブランドに執着している自分との間で、心の中で葛藤がありました。しかし、物の価値と価格をしっかり見極められるようになった今の私は、「60万円のバッグを持っている自分♪」という気持ちから、「60万円は高すぎるし、今の私には身の丈に合わない」という現実的な判断ができるようになり、次第にそのバッグを持つことに違和感を覚えるようになりました。
とはいえ、60万円のバッグを手放すには、代わりに使えるバッグを新たに選ばなくてはなりません。そこで、自分の生活や価値観に合うバッグを吟味することにしました。以下の基準をもとに探すことにしたのです。
この条件で選んだ結果、なんと1万円のバッグに落ち着きました。
・60万円のバッグを査定に出したら
60万円のバッグを査定に出してみたところ、毎回お世話になっているブラリバさんにLINEで査定してもらった結果、なんと最高で18万円という評価が返ってきました。驚きましたが、それ以上に「こんなに価値が下がってしまうものを、これまで身につけていたんだな」と改めて考えさせられました。
以前は、ハイブランドを身につけている自分が「素敵に見られたい」「羨ましがられたい」と思っていたのに、今では「逆に、見る目がない人に見えるかも」という価値観に変わりました。お金持ちが「ハイブランドにはあまり興味がない」と言う理由が、ようやく腑に落ちた気がします。価値に対して価格が高すぎるし、リセールバリューもどんどん下がってしまう。
本当に心から欲しいものであれば、そんなことは関係ないのかもしれませんが、もし承認欲求を満たすために買っていたのだとしたら、あまりにも高すぎる代償だな、と身をもって感じました。
・”一生もの”は本当にあるのか
高額なものを買う時、「一生ものにする」という考え方を持つ人は多いですよね。私もそう思っていました。でも、今回の断捨離を通じて、「一生ものなんて本当にあるのかな?」と考えさせられました。
物を持つということは、その時々の価値観を象徴しているということです。つまり、長く物を持ち続けることは、その時の価値観に自分の人生が縛られることでもあるんです。無意識のうちに自分の在り方を固定化し、柔軟性を失ってしまう。そして結果として、自分の自由が制限されてしまうのです。
断捨離を通じて、私の価値観も変わりました。60万円のバッグを買った時の私は、そのバッグに価値を見出していましたが、今の私は違います。変わることが自然だと感じています。だからこそ、「一生もの」という考え方は、変わりたい自分の足かせになっていたのかもしれません。価値観が変われば、持ち物も変わる。そういう前提で生きていくと、物に対して必要以上のお金を使わなくなるのではないかと思うのです。
・まとめ
いかがでしたか?
私が感じたことは「物を手放すことは、ただの片付けではなく、自分の価値観や人生を見直すきっかけ」だということです。60万円のバッグを手放すことは簡単ではありませんでしたが、物を持たないことで感じた自由と心の軽さは、何にも代えがたいものでした。
これからも自分の成長に合わせて持ち物や考え方を柔軟に見直しながら、真に自分にとって価値のあるものを選んでいきたいと思います。この記事を読んでくださった皆さんも、物や価値観について考え直す時間を取ってみてください。物に執着しない生き方が、意外にも大きな自由をもたらしてくれるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。きっとこの記事を通して、物や価値観について新たな気づきがあったかもしれません。皆さんの人生にも、変化を受け入れる勇気や自由な選択が広がることを願っています。今ある物や価値観を見直すことで、きっと心が軽くなるはずです。
I'm enough.で生きる。続く。
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