「なんで家族を続けるの？」〜信じるって？

中野信子さんと内田也哉子さんの
対談集。

脳科学から、映画、家族、配偶者の話、、、と
多岐に渡りとてもおもしろかったです。

才能も、遺伝子も、環境も、
とても恵まれているように見える2人。

しかし、共通するのは
育った家庭に
両親の不和があったとか。

私は樹木希林という人を「ジュリーーー」って　言ってる、へんな女優としてしか知らないです。

最近は、人間的評価も高まり、
夫婦愛的な括りで語られることも多いですが

夫、内田裕也を結婚一年半で家から追い出して、
離婚には応じず、別居婚を続けるというのは

子どもにとっては、かなり意味不で
迷惑な話だったと思います。

しかも父親の逮捕や不倫などの悪い噂を
マスメディアで
見聞きしてしまうのですから。

そのあたりの悩みを
中野さんに相談しつつ、
中野さんもまた、家庭のことを語っています。　

大切なのは、
相手が自分にリスペクトと好意を
持っていてくれると信じられること。

その人がどんなに大変な人であったとしても、
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これは簡単なようで
決して簡単ではないですよね。

最初はとてもとても好きだったとしても、
長年夫婦をやっていたら
削がれてしまう。

"こんなとこに靴下脱ぎやがって"
"トイレが長すぎるんだよ"

とか、
つまらないことで
心は離れる。

と同時に
妻として、女として、私愛されてる？
ただの家政婦じゃないの？と

疑心暗鬼になっていく。

自信を失うのも簡単。

夫婦の関係を良くしたい
家族関係を良くしたい

そう思う前に、

自分を信じられるかどうか
自分を愛せるかどうか
自分を高められるかどうか

そんなことを考えました。