想いの強さ

 私には香水を作りたいという夢がある。もともと美しいものが好きだった。でも美しいものや人は世の中に沢山いて、そういうものと自分を比べてはすごく苦しい思いをしてきた。しかし大学3年生の時に私は自分が自分であることがどれほど豊かであるかを思い知る。その時に私は、世の中の女性にも同じ様に感じて欲しいと思うようになった。

私の大好きな映画の挿入歌の一節にこのような歌詞がある。「広い世界に正しい時代を作れ。」実は私はこれが私の使命だと思っている。私の思う正しい時代というのは、みんなが自分の正しいを追い求められる時代だ。

そして、私は今日すごく素敵な出会いをした。ある1人の調香師の方だ。(便宜上ここではその方の名前は師匠ということにしておく)         師匠をインスタグラムで見た時に、何かすごく近い波長を感じたのでメッセージを送ったところ、メッセージが返ってきたのである。そしてなんと電話でお話しまでしてくださったのだ。今の自分の悩み、この先進むべき道、何をすべきか自分の中でぐちゃぐちゃしていたものを洗いざらいお話しさせていただいた。師匠は私の一言一言をすごく優しく受け止めてくれた。拙い言葉で描いた私の夢を全く馬鹿にすることなく、笑うこともなく聞いてくれた。

私はずっとこういう人に出会うことを待っていた気がする。いや確実に待っていた。やはり絶対に神様はいると思った。                師匠の言葉の中で一番印象に残った言葉は、「自分の情熱が動く方に進むべきだ」という言葉だ。私は今自分の香水を作ることにとても情熱が動く気がしている。だから私はとりあえず自分の香水をつくる。

師匠、本当にありがとうございます。私は絶対に自分の香水を作って、女性に自分が自分でいることの素晴らしさを感じさせるために生きる。



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