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復帰の前の頭の整理

 この場で共有することでもないのかもしれませんが、自分の行動規準として、ここに宣言しておきます。

■メンタルはコントロールできている
 心の傷は熱を持ち、暴走の危険をはらんではいますが、理性と休養の冷却作業により、その熱が内部を傷つけるところまで上昇することなく、僕自身の生活と判断に支障をきたすことのないよう、コントロールできています。
 これは、心の傷のリスクを理解し、向き合い、ある意味共存してきた、4年間の実践の蓄積があり、そこは自分に自信を持って、進んでいきたいと思います。

■スタミナは7~8割
 休む前は呪いをかけられたように、従前の5割程度のスタミナしかなく、しばしばスタミナ切れを自覚しながら、エナジードリンクの力を借りて凌いできました。休養により、万全とは言えないものの、7~8割まで戻るようになってきました。効率よく戦えば、何とか乗り切れる水準です。時折、気合を入れる必要のある局面に晒される可能性を考えると、十分ではありませんが、そこは別途考えます。

■都合の悪い話はまず聞く
 いろいろと都合の悪い話がたまっており、休み明けは各方面からそうした話を聞かされることになるように思います。物事を自分で動かす気のない人たち、他人のせいにして逃れるようとする人たち、自分には無理だと投げ出してしまう人、とっさに対応できずに右往左往する人、前例踏襲の不自然さに気づかずに前例を墨守することで足れりと思う人、対外的な対応で建前を繰り返して行き詰っている部下、いろいろです。
 とにかく、状況はどうあれ、話は早く聞きましょう。そのうえで、他を巻き込む必要があれば、巻き込んでいくし、自分が受けるしかなければ、受けて上長に相談する。無理な話も何らかの落としどころや解決は必要なら、手持ちのリソースでとりあえず解決案を作成するしかない。材料に不満を鳴らす前に、手持ちの材料で料理を作ってみる。意外とうまいこともあるし、ヒントをもらえることもある。できない料理にこだわっても、未来はありません。

■感情は発露する前に目を閉じて心の地底湖の湖面を見つめる
 即応は大事ですが、感情の発露とセットの場合、周囲を委縮させたり、反発させることで、話がややこしくなったり、解決の道が遠ざかったりすることがあります。
 マインドフルネスの真似事ですが、まずは目を閉じる、さらには、感情の熱により息苦しさを感じるその場から離れる、そこで内面にある地底湖の湖面を見つめる。そうしたイメージングにより、人の話をまずは聞く、論点を整理する、そうした思考を先行させて、感情は前の駅で通過待ちをさせておきます。解決の道筋がおぼろげにでも見えて来れば、そこに感情のエネルギーを無駄に爆発させる必要もないでしょう。その分、スタミナを使いますので。今はスタミナを無駄遣いしている余裕はありません。

■最後に周囲を信頼し、評価の俎上に上げていく
 この休暇期間中、うまく回っていました。僕がいなくても回るのですから、さすがは組織であり、部下と上長には感謝です。もちろん、重い課題は前進はしていますが、解決には程遠いところにありますので、僕自身も状況にキャッチアップしつつ、共同作業に参画していきたいと思います。
 部下の評価については、この休暇を契機に、上長に対しアピールできる材料が増えたわけで、そこは最大限活用して、不在中に支えてくれた部下の評価をしっかり組織としても受け止めてもらえるように具申する、そこは僕の役目だと思っています。

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