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茶の湯の本たち #37 わかりやすく、くわしいやきもの入門 

古今のやきものを紹介しており、過去から現在への遷移がなんとなく見える本
窯場の数はかなり多くカバーしている
どの本もカバーする窯場ってどうやってスタンダードが構築されてきたのか気になる

このシリーズについて

茶道初心者が茶道の本を紹介する記事です。ほぼ自分のメモがわりです。
本記事では、茶道の初心者向けのおすすめ本を紹介します。
本の中身と関係ないことがほとんどです。

今回の本はこちら


おすすめポイント

冒頭に釉薬、絵付けについて説明がありわかりやすいです。

紹介されている産地はかなり多いです。 #33 やきものの事典 よりも多いです

共通する窯場を知るために書き出してみました。
本書では沖縄から北海道に北上するスタイルで掲載されており不思議です。

沖縄県 壺屋焼
長崎県 三川内焼、現川焼、波佐見焼
鹿児島県 薩摩焼(#33再掲, 以下”再掲”)
熊本県 高田焼、小代焼
佐賀県 有田焼(再掲)唐津焼(再掲)伊万里焼(これない?)白石焼
大分県 小鹿田焼(再掲)
福岡県 小石原焼、上野焼、高取焼
愛媛県 砥部焼(再掲)
徳島県 大谷焼
高知県 尾戸焼、内原野焼
香川県 理平焼
島根県 出西焼、石見焼、布志名焼ふじなやき、袖師焼
山口県 萩焼(再掲)
岡山県 備前焼(再掲)、酒津焼、虫明焼
鳥取県 因久山焼いんきゅうざんやき、牛ノ戸焼
兵庫県 丹波焼(再掲)、出石焼
和歌山県 瑞芝焼ずいしやき
奈良県 赤膚焼あかはだやき
滋賀県 膳所焼、信楽焼(再掲)
京都府 京焼(再掲) 朝日焼
三重県 伊賀焼(再掲)、万古焼
愛知県 瀬戸焼(再掲), 常滑焼(再掲)
岐阜県 渋草焼、小糸焼、美濃焼(再掲)
石川県 九谷焼(再掲) 珠洲焼
福井県 越前焼
富山県 越中瀬戸焼
静岡県 志戸呂焼
新潟県 無名異焼むみょういやき
長野県 松代焼、高遠焼
埼玉県 飯能焼
栃木県 
小砂焼、益子焼(再掲)
茨城県 笠間焼(再掲)
福島県 会津本郷焼(再掲) 相馬駒焼、大堀相馬焼
宮城県 堤焼
山形県 平清水焼、新庄東山焼
秋田県 楢岡焼、白岩焼
岩手県 小久慈焼
青森県 津軽焼
北海道 小樽焼


読んで思ったこと

  • 片口が欲しくなったので主要産地で調べてみた

ザ日本酒って塩梅


織部だとどぶろくが似合いそう


日本酒というよりも白ワインで使いたい


焼酎水割りを入れたい


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