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やる気が出ない時は、熱意がある人の側にいくといい。

僕はピアノを習いに行ってるのですが、最近忙しくて練習をサボりがちでした。忙しいことを理由にはしたくないのですが、ピアノに向き合う気力がなく、モチベーションが下がっていました。


こんな状態で申し訳ないと思いながら、レッスンに向かうのですが、先生は練習をしないことを責めることはしません。ですが、不思議なことにレッスンが終わると、僕のモチベーションは上がり、やる気満々になっています。


本当は自分なりに練習を重ねてレッスンに望むべきで、モチベーションアップのためにレッスンに行くのは勿体ないと思うのですが、ダメダメ生徒でも気力を削がずに、やる気を上げることができるのは何なのかが今回わかりました。


忙しかったから練習出来なかった訳ではなかった。

忙しくて練習出来なかったと自分で思いこんでいたのですが、違っていました。僕が練習できなくなっていた理由、それは練習がつまらなくなっていたからでした。


上達するためにしていた練習が、いつの間にか機械的になってしまい、また同じことの繰り返しかぁ、しばらく練習してるけど上達が感じられない、そして少しずつ練習から遠ざかってしまう。


これに見事に陥っていました。そして自分では陥っていることにも気づかないものなんですね。


そんなモヤモヤした状態でレッスンに行ったのですが、今回教えてもらったことは、全く別の練習方法でした。同じ練習ばかりだと飽きてしまうから、別の方法を取り入れてみようと言われ、その練習方法を教えてもらいました。


またまた今までにしたことのないような練習方法で、手の支えになる親指と小指を重点的に鍛えて、一本一本の指の独立をしていく練習法でした。


この新しい練習法を教えてもらっているうちに、だんだん楽しくなってきて、見事にピアノの気力が回復しました。


なんで、やる気が戻ったんだろう?

ピアノは誰かにさせられているわけではなく、自分が好きだからやっているのですが、やる気が戻ったことに驚きました。


新しい練習法を教えてもらったからというのも、もちろんありますが、それだけではありません。


先生は音楽教育に熱心で、常に新しくて効果の高い練習法を勉強しに行っています。どうやったら生徒がうまくなるのかをいつも考えてくれていて、その熱の高さは教えてもらっているとヒシヒシと感じられます。


今度こんな練習本が出るけど、見てみて。


Youtubeでこんなすごい演奏家がいるから聴いてみて。


楽しそうに話をしてくれるのを聞いていると、こちらまで一緒に楽しくなってきます。


僕が気力を取り戻せるのは、先生の熱意を身近で感じて、引き上げられるからだと思いました。


熱意を持って何かを成し遂げようとする人を僕は尊敬しています。僕もそうなりたいと思っていますが、先生には全くかないません。


たぶん、生徒さんとの熱の違いに怒りたい時もあると思うんです。でも、怒っても離れていくだけ、演奏も上達しない。それをわかっているから、上を向けるようなパワーで忍耐強く接してくれるんだと思います。


熱心に生きてる人は、誰かを引き上げることができます。本当に素敵です。


レッスンに行ってから、ピアノ練習熱が戻ってきました。楽しく練習できています。そんな刺激をくれる先生に習えて、感謝ですね。


教えてもらった練習本も買ってみよっと。

いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。少しでもお役に立てれば幸いです。