偏らず真ん中にいる自分で話す。
自分の意見を通すことは大切だけど、あまりにも意見を通しすぎると、会話が成り立たず頑固だと思われて損をしてしまいます。
僕も自分で注意していることですが、話を聞く時に自分ばかり話していないか、ちゃんと相手の話にも耳を傾けているか、話の途中でちょっと止まることを意識しています。
人は聞くよりも話すのが好き。
会話はキャッチボールだと頭ではわかっていても、相手からボールが返ってこないのに、さらに豪速球を投げてしまっている場合があります。
理由は、人は聞くよりも話すことが好きだからです。それに気づかず豪速球を投げ続けていると、見えないデッドボールのダメージが蓄積して、その人とは話したくなくなります。
海外に行った友人からこんな話を聞きました。海外では大学などでディベートの授業があるそうです。ディベートとは討論のことです。もちろん僕も日本育ちなので授業では受けたことがありません。
ですが、そんな経験をしている人と話すと、気づくこともあります。自分にはこんな考えがあり、また相手にはあんな考えがある。意見をぶつけることによって、こんな考え方があるのかと刺激を受け、自分の考えの小ささに気づく、そんな話し方をするんです。
日本では、あまり自分の意見を言うこと自体が少ないかもしれませんが、これが知らずに豪速球を投げてしまう原因の一つかもしれません。
だから、自分の意見は持っていても押し通すのではなく、相手のマインドを拡げてしまうような話し方をすることに目的を変えてみると、単なる意見のぶつかり合いにはならなくなると思います。
偏らず真ん中にいる自分で話す。
偉そうに書いていますが、コミュニケーションをする際は気をつけていきたいです。
いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。少しでもお役に立てれば幸いです。