noteでのルビのふり方 with 俳句
今回は、noteにおけるルビのふり方をお伝えします。
「ここは漢字にしたい」とか、「漢字を使わなくちゃならないんだけど」ってこと、たまにありませんか?
漢字の使い過ぎはよくないけれど、やっぱり平仮名にできないとか、逆に読みにくくなるって頭を悩ませること… ありますよね?
デジタル変革の流れに乗れないわたしより、みなさんの方がnoteの機能を使いこなしているはず。でも「漢字をひらく or ひらかない」についての記事を noteで目にすることが時どきあったり、その反面でルビがふられている記事に出会うことが、あまり無いような気もしたり…
もしかしたらその悩み、ルビをふれば解決するんじゃないかな?
忙しくて調べる時間がないという方がいたら、ここでササッと流し読みして頂ければと思います。偶然通りがかった方も、よければ覗いていってくださいね。
ただ、手順の説明だけだとつまらないし、DXアレルギーの自分らしくもないので、お気に入りの俳句とともにお届けします。
それぞれの句の右側に、作者である俳人のお名前を記しておきますのでご覧ください。
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ではまず、国語の授業で(たぶん)習うだろう一句から。
春の海終日のたりのたりかな 蕪村
「終日」のところに、「ひねもす」というルビをふりたいといった場合の手順は以下のとおりです。
① ショートカットキー:
Ctrl + Shift +|(パイプライン)
すると、|《》と表示されます。
② |《》 の中に、文字を入れていきます:
このように、|(パイプライン)の直後に漢字を。《》の中にはそのルビを入れます。句全体では、
ちなみに、編集段階ではルビはふられません(変わらないように見えます)が、いったん下書き保存して確認してみてください。(いきなり公開に進まないようにご注意ください)すると、
春の海終日のたりのたりかな 蕪村
に変わっていることが、おわかり頂けると思います。
***
さて、上記の方法でルビを用いながら、ここからはわたしの好きな俳句を紹介していきたいと思います。
雪原や星を指す大樹の骸 千賀健永 (Kis-My-Ft2)
「プレバト!!」というTBSの番組で生まれた句なので、知っている方も多いだろうと思います。Kis-My-Ft2は、俳句の上手いメンバーが多くてわりと好きなグループ。(歌は紅白以外で聞いたことはありませんけど…)
これは、
と入力しました。
あともう一つだけ。
蝉時雨子は担送車に追ひつけず 石橋秀野(出典「桜濃く」)
担送車とは、病院などにあるストレッチャーのことです。
これは、
と入力しました。
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注意点としては、必ずいったん下書き保存して、正しく表示されているかを確認すること。知らないうちに 最初のパイプラインが消去されていたりすると、「終日《ひねもす》」で公開されてしまいます。
ここでお伝えしたルビのふり方をご参考に、より快適にnotish creationを楽しんでいただけると嬉しいです。ただこれも場合によっては難があり、例えば、
DX
とかって、ちょっと…ですよね。
DとXを分けて、それぞれに《デジタル》《トランスフォーメーション》と入れてみても、
DX
となり… あまり変わりばえしません。
こういうときは、DX(デジタルトランスフォーメーション)とするほか無いように思います。
あとスマホで読むとき、50代以上になると、ちょっとこのルビのサイズが辛いかも。そういう時は無理せずピンチ操作で拡大、ですね。
そういう点で、DX(デジタルトランスフォーメーション)って便利だなと、思います。
以上
追記(2024.04.27)
ここに記載したルビのふり方は、本文でしか機能しません。タイトルとキャプションでは用いることができないようです。
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