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短歌:本道楽は遺伝する

好きな本を好きなだけ買うしあわせをいつか手にするための毎日/銀猫
すきなほんをすきなだけかうしあわせをいつかてにするためのまいにち

 父は大変な本道楽で、一般住宅の二部屋を書籍収納に使い、ふたりの子どもに個室を与えませんでした。姉妹だったからよかったのですが、幼いときから思春期、成人しても、わたしたち姉妹は部屋を共用していました。
 以前にも、恨み言付きで記事にしたことがあります。

 まあそのおかげで、本好きに育ったことは否めません。

 わたしの憧れの部屋は、NHKの「時論公論」の背景に使われている図書館です。

 よろしければ、このリンクを開いてみて下さい。ヘッダーに使われている写真が、その図書館です。

 初めて見たときに、この蔵書数に圧倒されました。実在する場所なのだろうかと調べてみたら、スウェーデンのストックホルム市立図書館なのだそうです。夢の世界だと思っていたのに、実在するとは。

 そしてくやしいのは、わたしはストックホルムに行ったことがあるのに、図書館には寄らなかったのです。… スウェーデン語はわからないので、行ったところで本の価値もわからず、ただただ興奮するだけだと思いますけれど。

 この記事のヘッダー画像に使わせて戴いたのも、ストックホルム市立図書館の写真です。
 ああ、やっぱり行ってみたい。またストックホルムに行く機会があったら、絶対に寄ってきます。住みたいくらい好きなんです。

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