短歌:身近な冬の絶景
お彼岸だし、いい加減春の歌でいいと思うのですが、今年の奇妙な冬の終着点は、この期に及んでたいそうな雪を降らせたことです。窓の外の景色が春に向かう雪解けではなく、こんもり積もった「一月?」といいたくなるような状態です。
わたしは冬が大得意ではないのですが、生まれてこの方、雪がない冬を過ごしたごとがありません。だから、雪が積もらない土地に長く住むことはできないだろうと思っています。
この記事のタイトルに「絶景」と付けましたが、体験するのに大雪原に行く必要はありません。住宅街で充分。晴れた寒い夜であれば。
寒い夜、月が出ていて、月光が射し込んで、それが雪に反射する。それだけで美しいんです。
大雪が降ると除雪作業は大変ですが、新雪に覆われた街に月光が射せば、気分は異世界です。
これぞ冬、ですね。
サポート戴けた場合は、書籍購入など研鑽のために使わせて戴きます。