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数年前、実父から性被害を受けました。

数年前、実父から性被害を受けました。私が成人した後の事でした。
その時すでに私は子供ではなかったので、親から子への性虐待のケースにはきっと当てはまらないでしょう。

その行為をきっかけにそれまでの父から私への精神的な暴力が収まるならば、と
私は自ら自分の体を父に差し出す日々が始まりました。

これをきっと強姦とは呼びませんよね。
抵抗できなかった私が悪かったのでしょうか。

私が抵抗しようとしたり、性行為を拒否したその翌日や翌々日、
私の父は私を言葉で殴りました。
何時間も、何通りもの理由を使って彼は私を言葉で殴ります。
でも狡賢い私の父は決して私の皮膚に傷ができるような身体的暴力はしないのです。
私が過去に彼に逆らった時の事だとか、昔のものを掘り返して、蒸し返して、彼は私を言葉で何時間もただただ殴り続けました。

”私が性行為を拒否したらまた、こんな日々が続くんだ。”
そう思った事を覚えています。

私が結果的に、合意したことになるのだろうか?。
嫌だったのに。本当は本当に本当に嫌だったのに。

日々、心の傷が深くなっていく。
最初の日のことを思い出さない日はありません。

私は何年も悩んで、そのうち、何かを考えることすら止めて、思考停止のまま日々を過ごすようになりました。
でも胸の中は常に痛いのです。

普通の日常の中で時々笑顔になったりして。
違和感を感じる。消えない違和感。消えない痛み。そしてまた現実逃避。

逃げ出せばいいじゃないかと思うかもしれないけど
できることなら、あの日にでもやっていたと思います。


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