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漫画「ここは今から倫理です。」と、内観と気付き。

漫画自体は生き方に対する倫理や哲学を主体とし、様々な問題を抱えた高校生や、主人公的な教師も影があり闇があったり。生い立ちの影響もあってか、影や闇に惹かれてしまう自分もいるなって思った。一時期無くなっていたけど、コロナ禍で再熱。でもまた落ち着きつつある。

倫理、哲学、どう生きるか?どう在りたいか?より善く生きる、世間的にではなく己の心の深いところから望む生き方。受動的ではなく能動的に。正義の対立や勝ち負けではなく、様々な考え方を知り学ぶ、視点を増やす。正しさの必要性も理解、ただ対立や争い続きでもある、だから一時離脱。対立や争いも虐待の連鎖のように写し鏡や合わせ鏡、時に乱反射が起こり続けている。視点によっては正しさの対立や争いから離脱するという正しさもある。老荘や仏陀のような。

半生で、たくさん傷付いて傷付けて、被害者にも加害者にもなりたくない、善人にも悪人にもなりたくない、そういった気持ちが強くあって人との交流を避ける傾向に繋がってもいるのかな?と思った。元々、人と交流するのがそれほど好きな訳ではなく、ただ好奇心として人間に関心が深く、だから僕が人と交流するのは好奇心が湧いた時なのかも知れない?とも思った。

人類は存続した方が善いのか?しない方が善いのか?した方が善いと仮定した場合に好ましい存続の仕方は何か?存続するもしないも自然の為すところか?国家の必要性と長短。人類も国家も、この世の始まりから存在した訳ではないから、いずれは無くなる。色即是空、空即是色。太極図。万物斉同。人類や国家を何が何でも存続させようとする事は、春だけがいい、秋だけがいいという拘りと同義ではなかろうか?つまりは人間のエゴによる春夏秋冬という循環への否定、傲慢。また、若だけがいい、生だけがいいと、老いや死を避け続ける事と同義ではなかろうか?生物の自然な姿勢を否定。

馬鹿にされたり痛い目に遭う効能。報われない事をせずに済み、人身御供や直木先伐甘井先竭の回避に繋がっている。馬鹿にされる方がお得。何もしなくていいんだよ、という思い遣りの優しさだったのかも知れない?何もしなくていい事への正当性や整合性が生まれる。働いたら負け、寝そべり族、老荘や仏陀に通じる。

婉曲表現を多用された効能。思惟や妄想にふけっていていいんだよ、という思い遣りの優しさだったのかも知れない?

何事も学びがあるものですね。ありがとうございます。

胡蝶こちょこちょの術♪


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