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人生が変わった出来事

皆さんはこの出来事が自分を変えた、この出会いが自分を変えたと思う出来事はありますか?

今回は私が22年生きてきて人生が変わったと思う出来事について書いていきます。



17歳、エンターテイメントとの出会い


私が22年生きてきて人生が変わったと思う出来事、

それは 

”エンターテイメント”


との出会いです。

エンターテイメントというと皆さん何を思い浮かべるでしょうか。

映画やアニメ、今のシーズンだとイルミネーションやテーマパークなどもエンターテイメントの部類に入るかと思います。

私はどんなエンターテイメントだったかというと、

それは

”アイドル”

でした。

名前を出してしまうと”乃木坂46”です。


それまで私はアイドルというものに全く興味なく、芸能人やアイドルは所詮顔が良いだけだと思っていました。
極端な考えの私は、そんな手の届かない存在を好きになっても意味がないし
アイドルや芸能人が好きと言ってる友達が理解できませんでした。

そんな私の価値観、生き方をガラリと変えてしまったのです。

何があってそこまで価値観を変えられたのか

〜最初のきっかけ〜


まず、一番最初のきっかけというのが、youtubeにあった動画でした。
当時17歳で、あまり趣味という趣味がなかった私はただ、いつも通り、ぼんやりとyoutubeを見ていました。
その時、たまたま、おすすめで目に入ってきたのが松村沙友理さんと白石麻衣さんの動画だったのです。
その時はまだ、可愛いなと思っていただけだったのですが、どんどん見漁っているうちにハマっていきました。

特に松村沙友理さんはとてもユニークで面白い方で、私が持っていたアイドルのイメージ像を壊していったのです。

そこから情報などを徐々にチェックするようになり、気づいたら乃木坂46モバイル会員になり、ライブを申し込んでいました。


2018年、夏


モバイル会員の3次募集でようやく当たった公演が私にとって人生初めてのライブであり、人生初めての推しに出会う日になります。

最初に行ったライブは、2018年7月7日の秩父宮ラグビー場で行われた
6th year バースデーライブ、二会場同時開催のシンクロニシティライブの
DAY2でした。
3次募集でしたが、女性エリアだったこともあり、席はスタンドの10列目くらいだったと記憶しています。

人生初のライブに、1人で参戦した為、行くまで、とても緊張してたのを覚えています。最初あるあるだと思いますが、ライブでの振る舞い方や持ち物はどうしたらいいんだろう悩んでいました。
とりあえずペンライトだけ買っておこうとAmazonで注文しました。

2018.7.7 人生が変わった日

ついにライブ当日、
正直行くまでの過程などはあまり覚えていないのですが、
会場に到着した時すごい人混みだったこと、メンバーの旗があったことだけは覚えています。

そして、開演時間になり、ライブが始まりました。

最初は乃木坂のメンバーが電車に乗ってくる
演出で、二会場同時開催ということもあり、
メンバーが分かれていました。

最初に秩父宮ラグビー場にきたのはアンダーメンバーで、電車の窓から顔を出し、一番初めに目に飛び込んできたのは梅沢美波さんで、
本物のアイドルを生で見た瞬間でした。
今まで見た事のない現実であり、
不思議な感覚に包まれていました。

その当時、私はまだファン歴が浅かったため
セトリを完全には知りませんでした。
ですが、あらかじめ語られるロマンスは星座の歌詞があったので、覚え易かったのを覚えています。

そして、

10曲目くらいでアンダーと選抜のメンバーが
入れ替わり、
選抜メンバーが秩父宮にきて、ステージを走っているひとりのメンバーを見つけました。

その瞬間、私の中でかつてない衝撃が走りました。

スタンド10列目で離れていたにも関わらず、
何故か、こうなる事が分かっていたかのように、惹き込まれていきました。

あの瞬間、あの場所にいて、あの衝撃が走った事、生涯忘れられません。

あの瞬間があったから今の私がいると言っても過言ではありません。

死ぬ間際の走馬灯に浮かんできてもおかしくないくらいです。

そんな出来事でした。


そのメンバーが誰だったかというと
若月佑美さんです。




若月さんという存在が、今後の私の人生に大きく影響を与え、変えることになります。

若月さんは動画で見てる時も結構タイプだったのですが、初めて生で見た瞬間、離れていたにも関わらず、すごくタイプで、全てがタイプで言葉で表せないような衝撃が走りました。

この瞬間、私の人生で初めて"推し"という存在ができました。

そんな若月さんが出る曲、”Rewindあの日”もこの日披露されました。
Rewindあの日はこの日初めて知り、振り付け、衣装、曲全体としてもかっこよく、最後ステージを捌ける時までかっこよかったのを覚えています。

とにかくこの日の私は若月さんしか見えなくなり、ずっと目で追っていました。
話したわけでもなく、ただ一瞬見ただけなのに何故ここまで引き込まれてしまったのかは、私でもよくわかりません。

ただひとつ表わせるとしたら、運命なのかなって。

アンコールでは秩父宮と神宮でメンバーが違っており、秩父宮に若月さんが来てくれるかどうか、とても緊張していたのですが、若月さんは秩父宮に来てくれました。あの瞬間はとても嬉しかったのとホッとした事を覚えてます。

そんな感じで私の人生初めてのライブは終わりました。
とてつもない衝撃と、出会いがあった、生涯忘れもしないライブになりました。

ライブ当日のメンバーのサイン
若月さんのサイン


次のイベントは9月2日の仙台で行われた真夏の全国ツアーでした。
このライブは一般でチケットを取った為、席は本当に後ろでスタンド30列目とかだったと思います。
一人で遠征するのも初で、親にはびっくりされましたが、あの時、一般でも、遠くても、1人でも、行ったのは何の疑いもなく正解だったと思います。

席なんて関係ないほど楽しくて、人生初の遠征ライブはかけがえのないものになりました。
夏のライブは最高でした。夏は屋外のライブに限りますね。
帰りは雨も降っていて、人も多く大変でしたがそれすら儚い時間だったのを憶えています。

あの日に買ったうちわと若月さんの名前が入ったペンライトはもう売っていない為、買っておいて良かったなと思っています。

仙台公演



人生初めての推しと握手会

次の乃木坂のイベントは9月9日に幕張メッセで行われた全国握手会でした。

相変わらず、凄い人混みで長蛇の列を並んだのを覚えています。
最初はミニライブから始まり、次に握手会という流れでした。
ミニライブは女性エリアで割と前に行けたのを覚えています。
そしてミニライブが終わり、握手会は始まりました。

結構早くに出れたので、あまり並ばずに握手する事が出来ました。
もちろん一番最初に並んだのは若月さんだったのですが、全く心の準備が出来ていなかったです。

そんな中いざ順番が回ってきて、若月さんを目の前にした瞬間、
とても美人でびっくりしてしまい、
これもライブで見た時と同様、衝撃が凄かったです。

びっくりしすぎて、え?!めっちゃ美人!!とだけ口から出て
一周目は終わったのを覚えています。
剥がさせる瞬間、若月さんは手を強く握ってくださり、それもとても衝撃的でした。
えっ、なに今の…?
みたいな感覚でした。
あれは好きにならない他ないです。笑

こんな感覚味わった事がなくこの出来事も衝撃的でした。
たった一瞬の出来事なのに、不思議ですよね。

若月さんは5ループしました。
2回目は前の人がトラブルで数秒間待っていたのですが、その間、若月さんは水を飲んでいました。水を飲み終わった瞬間、目があって
「普通に水飲んでたごめんね〜」と言って下さったのを覚えています。
すごく可愛くて嬉しかったのを覚えています。
横顔もすごく美しかったです。

場面や感覚も鮮明に覚えており、その時の髪型はショートヘアで後ろ髪の襟足が、とてもかっこよかったです。
その日は若月さんのラジオもあり、帰りにラジオ聴きながら帰りたかった為、わざわざモバイルバッテリーを買って帰ったのを覚えています。

こんな感じで、私の人生初の幕張メッセでの握手会も忘れられない一日になりました。


ミニライブのチケット
握手会当日のレーン


人生初舞台 鉄コン筋クリート

次に衝撃的だった事は、若月さん主演の舞台、「鉄コン筋クリート」です。
私にとって、またしも人生初。
劇場なんで行ったことなかったし、縁がないものだと思っていました。
まさかの主演でしかも男の子役と、舞台を見た事のなかった私は、どんなものになるかなんて想像も付きませんでした。

初回の公演は4列目だったので、
開演15分前くらいに着席しましたが、
着席した瞬間、とてつもない緊張感に包まれ、
15分間全く動けませんでした。


そして開演、若月さんが出てきた瞬間、
私は全てが好きだと思ったし、
一生敵わないなということも同時に実感しました。
この感覚も不思議なものでした。

この時、若月さんは乃木坂46からの卒業を発表されていたのですが、
この舞台鉄コン筋クリートを見て、お芝居の道を選んだ事を理解させられたというか、そのくらい圧巻な演技でした。

天王洲銀河劇場
天王洲銀河劇場





若月さんに出会い、趣味という趣味ができ、推しという推しができ、
アイドル、舞台、ラジオ、雑誌など人生の幅が一気に広がりました。

学んだ事は沢山あります。
先入観で決め付けないこと、何事も飛び込んで見ること、
かけがえのない時間は戻らないこと、

そして、こんなにも感動できることが世の中にはあるということ。

今までアイドルというものを避けてた事が、過去の自分の幸せを奪っていたことを、ようやく今になって気がつきました。

今は姿形違うけど、あの衝撃や思い出は忘れることは無いし、
エンターテイメントはずっと好きだし、今に全て繋がっています。
私は何があってもエンターテイメントに戻ってくる、そんな気がしてます。

今でもずっと初めてのあの日には戻りたいなって思うことはあります。
そのくらい、かけがえのなく、私の糧になった経験でした。

乃木坂46、そして若月佑美さん、私の人生に出逢ってくださりありがとうございました。