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【雑記】アロマ屋さんで数々の精油を官能した結果殴り書き。
殴り書きです!人に読ませる気のない、メモ書き的なarticleです!
アロマサークル的なマニュアルに則らず、ラベンダー栽培家が独断と偏見でレビューしているため、参考にはならないと思います!
⚫︎ミント類
・ペパーミント
ミントガムのようなヘビーな甘さとミント香。
ミント類の中で最も清涼感?スースー感からは程遠いミント精油かもしれない。
・スペアミント
この前おいらが蒸留してGETした謎ミント精油がコレだった!
コク?重さを感じる甘さとメントール的な清涼感は感じないが、樟脳的なスースー感認められるアロマ。
という事でこの謎ミント蒸留に使われてるミントはアロマ的観点から推察してもスペアミント(Mentha specata)であることが確定した!
ハーブって「香りからも種類を特定できる」奥深さが植物学者としてもかなりおもしろい!
これだからハーブ蒸留が飽きないところ!
・薄荷-ハッカ(日本産?)
鼻に香気をくぐすと粘膜表面が急冷されるような感覚とスースー感が来る、冷涼感を与えるメントールを含んでいる証拠だ。
相対して甘さはあまり感じなく、痛っ辛い香り。
日本の薄荷精油はスペアミントとは違いメントールをちゃんと含んでいるので、嗅いだり塗布したりするとスーッと冷やされる感覚があるのが特徴。
⚫︎花系精油
・ラベンダーフレンチ
ラベンダー栽培家としては'2号はなもいわ'やメイレットのように軽やかで美しい香りが理想なのだけれど、店頭のラベンダーフレンチは割と濃厚でベタつくような甘さのあるラベンダーアロマ。
個人所有してるラベンダーフレンチとはまたガッツリ違う香りだった。
(こだわると販売店ごとに香りが異なるので大変)
・ラバンジン
実はラバンジンを札幌の精油店ではなかなか見かけない!というか無い!
というのも、香りのベクトルが”ユーカリシネオール”や”セージ類”に酷似した「ラベンダー的甘さxスースー系」アロマなので取り扱う必要性が無いのかもしれない。
だってコモンラベンダーとセージを混ぜると再現できる香りなんだもの!笑
・セージ(コモンセージ)
ローズマリーだと思っていた甘くスッキリな香りがどちらかというとコレ、コモンセージ。
じゃあローズマリーとされてた香りは…?は後述。
・クラリセージ
青じそと畳!!噂に聞くリラックス効果は無さそう!青じそにしか感じなかった!
・ローズマリーシネオール/cineole
ローズマリーの甘くスーッとするようなイメージとは少し違い、そのアロマが"ケモタイプ"で細分化されているもよう。
シネオールケモタイプはどちらかというとコモンセージほど強くは無いが甘さがあり、シトラス系ベクトルに傾いたローズマリー精油。
・ローズマリー/Champhor
カンファーケモタイプはどちらかというと甘さの薄い、ハッカ辛いベクトルの強いローズマリー精油。
・ジャーマンカモミール
青リンゴのような香り〜と喩えられてるけどおいら的にはオエッとなる、変に甘くよじれた香りだった。
どちらかというとベースノート寄りじゃね?とすら思うくらいヘビーな香りだった。
・ローマンカモミール
ジャーマンカモミールほど重くキツくはないが、好ましい香りでは無かった。
ジャーマンカモミールと瓜二つ!とは言えぬほど異なった香りだった。
・イランイラン
これが個人的に大ウケした、コモンラベンダー並に不快感のない美味しい香り!
とりあえずAmazonで安物の20ml/¥1100のをポチッといた。
安田大サーカスのクロちゃん曰く、女性を落とすならこのアロマらしい…。なので妙に軽蔑感のある精油。
・ゼラニウム
ペラゴリウムは可愛らしい花なのでラベンダーやイランイラン同様に良いアロマなのかと思いきや、しっかり柑橘性分・シトラール感の強いアロマ。なのであまり好きではない…。
・ネロリ
オレンジの花から溶剤抽出して得られるとされる柑橘ではないが柑橘植物から得られる精油。
お世辞を込めず遠慮なく語ると、青臭い。植物をすり潰したようなあの青臭さ。ぜんぜん癒されない。生のマメ類のような香り。
・ジャスミン(アブソリュート)
こちらも溶剤抽出という手間のかかる抽出方法でわずかな香料が得られる精油。抽出原液は濃すぎてドロドロしてるので基本的にアルコールなどで希釈したアブソリュートという形式で販売される。けども高い。
重く詰まるようなフラワーの甘いアロマ。
値段高いくせにユリやランの生花のような鼻奥が詰まるようなアロマなので癒されもしない。
⚫︎ローズ類
ラベンダー農家からしたら香りが重すぎるので論外。レビューせず!
⚫︎シダー、ヒノキ類
・シダーウッドアトラス
お前本当に木材から得た香りか?と疑いたくなるような重さを感じないライトな甘い香り。
・ヒノキ(日本産?)
日本を代表する、あのヒノキの香り。
これをミドル、ベースノートに使ってる香水やルームフレグランスの調香上手さといったら凄いと思う。
・ヒバ(日本産ヒノキアスナロ?)
THEオリエンタルな香り!と言えるようなくらい香りが強く、ドライでスパイシーさを感じるアロマ。バージニアンシダーと違い、甘さが薄い気がする。
・ベンゾイン(安息香酸)
コーラとかアニスとかのスパイスに近いスパイシーさを持つ杏仁豆腐のような甘い香り。
・ホーリーフ
リナロール主体だと噂に聞くけどどこかラベンダーの野生植物っぽさをわずかに感じた以外は鈍く青っぽい香り。
すんごい微妙にスパイシーさや青じそみたいなのも感じる。
⚫︎ベースノート類
・パチュリ(シソ科植物)
東南アジアの南洋に育つシソ科植物から得られる精油。
意外と強く刺さるように香るアロマがある。
時間が経って酸っぱくなったような葉っぱのような香り。
・ベチバー(イネ科植物)
根っこから香料・精油が抽出されるので、単体では土臭い…らしい。
実際のところベクトルはヒバに近い。ヒバをマイルドにしたような香り。そしてちょっと青臭い。
以上!
重点的にアロマを確かめたのはこんなところでしょうか。
絶対的な日本の人気アロマ2番手である「柑橘系・シトラス系精油」は個人的に好きではないのでレビューしていません!
シトラス系精油・アロマって、ブレンドすると大抵何にでも勝っちゃう強い香りなんですよ。
だもので繊細な花系精油側の人間としては警戒しているライバルだったりします。笑
ではでは!随時書き足します!
若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。