新しい規格の花壇を構える②

さてさて前回は上の記事！！
引き続いて、新型のコンクリート花壇を造成していきます！
今回は実際に花壇となるブロックを並べて設置していく作業です！

当ブログというかnoteで度々ある有料記事のご支援をこの設備費用に充てさせてもらっています！ご支援いただいている読者さまへ厚く感謝申しあげます！ありがとうございます！

■新しい用土は黒土+ゴロゴロした赤玉大粒！

今回の新型花壇で使用する用土。これまた試験要素が大きい配合になっています。
ちゃんと成長する確証…安パイ取るなら1,2,3号花壇と同じ、黒土と赤玉小粒2:1という配合にするべきなのですが。。。懲りないですねこの人(笑)

この新しい組み合わせを選んだのにはそれなりの理由が！

そもそもの野生ラベンダーはこんな岩場の植物遺骸溜まりに生えてくる高山植物。コケが詰まっている岩のくぼみですね。
日本のように湿潤フカフカの土壌で育つ植物ではないんです。
薄い土壌のすぐ下にある岩の隙間にガッシリと根を這わせたくましく育つ樹木なのでーす！

原産地である南フランスの野生種ラベンダーは、根っこから出す根酸が解かしやすい石灰岩(白い岩)の上に育ちます⤴︎⤴︎
ボロボロに脆くなった岩の隙間に細いひげのような根っこを張ります。

なのでそのラベンダー本来の性質を引き出すべく、岩ゴロゴロ感を持たせるために今まで鉢底石として用いていた大粒の赤玉土を黒土に混ぜ込んでいます！

しっかし黒土も黒土で有機物感(植物の残骸)が強く、有機質嫌いのラベンダーに悪影響が出なければいいけど…と心配してます。

■作業の続き、花壇ブロックを並べてみる。

結局のところ、秋には先客の地面に埋まっている鉢植えたちもこの形式の花壇に移植してしまうので、今後造成されるであろう花壇の位置を先読みして２レーン分奥に造成！

花壇づくりで作業の工夫・コツですbb

ブロックを地面にそのまま並べて土を入れてしまうと完成した花壇が内側から用土の重さによって形崩れを起こしてしまうので、少し地面を掘っておきそこにブロックを並べて設置します！（上画像みたいなイメージ！）

今回はラベンダー4株分の規格にしているので小さめ。内径34センチ合格！
真ん中で顕著に出るたわみもそんな出ないようです！よかった！
掘った地面を平らにしておくのが、ブロックが浮き上がらないコツですbb

木製の花壇だと組み上げて地面に杭を打ち込むとその衝撃で真ん中らへんが広くたわんでしまうんですよね。花壇の幅が広がると用土ロスに繋がるのでここは正確に作っていきたいところ…！！

■花壇の移動・土回収をラクにする新アイデア！

今期より規格化した新しい花壇には新しいアイデアを盛り込んでいます！
それは、花壇の底に寒冷紗ネットを敷くこと！

今後考えうる花壇の移設や用土の回収、植え替えなんかの作業をラクにしたり、土壌の流出防止や雑草の侵入防止のために水を通せるネットを敷きます！まぁ鉢底ネットの大きいやつですw

ラベンダーの根っこも株が大きくなればここまで伸びてくるのですが、細い根がひげのように出る植物なのでこの網目なら通り抜けられるだろうと読んでいます。

寒冷紗ネットならば費用的に安いので、敷かない手はありませんな！！

で、いつものように土を入れ、鉢から引っこ抜いたホワイトラベンダーの株をその場で即移植！根っこのダメージを抑えるために即水やり！

このようにひとまずの完成を迎えました！
作業時間は慣れれば花壇１基につき1時間というところでしょうか〜！

近場でみると外観こんな感じ⤴︎⤴︎
鉢の用土をかき集めて再配合した用土なので明らかに土足りてませんが、追々足してあげることにしましょう。。。

コンクリート花壇の概要は、内径34センチの深さ25センチほど、酷暑の影響も受けづらく、地面にやや埋まっているので水分保持に関して優れているであろう設計です！

費用は木枠花壇とは株数や用土の量からしてだいぶ違うので参考比較にはなりませんが、¥380のブロックが10コ使用されているので¥3800円といったところ。
この花壇規格でラベンダーそれぞれのMAX成長量を目指せるといいなぁ〜と思っています。（鉢植え失敗した苦節もありますが。。。）

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