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この頃ラベンダーについての気づいたこと思ったこと。

とっさに脳内文章を書きなぐったTwitterからのママ記載でっす!


1.ラベンダーオイルの成分解析論文を読みまくってて…

ラベンダーの精油研究界隈のデータ算出と解析論文はまだまだ未完成、黎明期の段階だと思っていて、どこの研究機関もリナロールやラバンジュロールばかりを表に出すんだよね。
けど問題があって、一概にそれらが多いと、他の香り成分は?って問題が浮上する。

例えばオイルの質としては上々には当てはまらない結果が出てるイレーネドイル(L.angustifolia 'Irene Doyle')。
要するにリナロール,酢酸リナリル,ラバンジュロール,酢酸ラバンディルの値が比較的低いんだけど、それは相対的にリモネンやフェランドレンなど「別の芳香物質が多いってことも言えるんじゃないの?」となる。

【あとがき】
上の指摘にもまぁ問題があって、論文の解析にかけた物質量をまず押さえておく必要があるのね。
例えば「100解析にかけたうち96の物質が特定できたよ!」とかの形式でGC-MS解析結果が多いんだけど、この単位とかの部分が違ってたりすると比較にならないので大問題。
だから一概にはメイン成分量が少ないからといってそれは相対的なのかどうなのかで他の物質が多いからメイン物質が少ないということには繋がらないよというワケ。難しいね!笑


2.クラフトコーラに向くラベンダーについて

最近になってというか、ファーム富田さんで5種類のラベンダーオイルの香り(の違い)を体験してきたことで3号濃紫で作ったラベンダーシロップが3号濃紫特有のどっしりとした重い甘さ香を持っているのがわかってきた感。
これ気付けるのさすがだなぁ〜と思いつつ、クラフトコーラには向かないんじゃね?とも

【あとがき】
クラフトコーラってここ2年間で一気に日本全国コーラを作る事業者さんが増えたんですよ。もう200種類はあるのかな?全国のコーラをまとめている空水りょーすけさん(https://twitter.com/soramizuryosuke)サイトなんかがトップオブトップのコーラ図鑑HP。
あとは上々なコーラの選定なんかをやっているクラフトコーラマイスターの鯉淵さん(https://twitter.com/craftcola_hour)とかの情報を追っていると、
クラフトコーラにはもうすでに様々な派閥や流派が存在していることがわかる。
その違いを出すのは、スパイスの違いはもちろん使用する砂糖の違いによっても色や味のキレ・伸びが大きく変わってくるそうだ。
以下のTravelingFoodLab.樋口さんのnoteに砂糖による味わいの異なりが大まかにまとめられている。
そこでおいらエフゲニーマエダの企みはこうだ。
ラベンダー品種それぞれによってオイル成分の違いが明らかになったんだから、品種それぞれによって味香りも変わってくるんじゃね?ってのが持論。
事実、ファーム富田さんの香りの館(メイン棟2F)でも確かめられるラベンダー5種それぞれの香りをコーラそれぞれに載せられるんだから。理屈ではね。

けどラベンダー品種って山のように数があるから、いったいどれを代表して使えばいいのかすぐにはわからない。
だから必死こいて論文読み漁ってみっけたデータ表から、これこれの品種使えばこれこれな味になるんじゃね〜?っておおよそ見当をつけて、選抜栽培してみようと考えている。

というのがここ30分の脳みその動き!
ではでは殴り書き記事でした!

若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。