しほりん

2020年9月、港区から新潟へ引越しました。考えたこと感じたことなどを記していきます。

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2020年9月、港区から新潟へ引越しました。考えたこと感じたことなどを記していきます。

マガジン

  • 新潟で再考する日本語

    日ごろ何気なく使っている日本語。そのルーツや意味をあらためて噛み締める場面に、新潟で出会っています。

  • 新潟メモ

    新潟で衝撃や感銘を受けたことなど、写真とともに記録しています。

最近の記事

第12回 アラさがし

ハワイ?・・・いいえ、新潟(日本海)です。 梅雨時の新潟は、一年のなかでも、比較的気候が穏やかな時期です。 新潟といえば「米どころ」「酒どころ」のイメージが強いですよね。 まあ、そうなんですが、私が住んでみて個人的に感じるのは、 1.水が柔らかい 2.朝どれ野菜がとにかく美味しい 3.枝豆を大量に食べる 4.山菜や珍しい食材などにチャレンジ 5.サカナや貝類やエビなどが新鮮で安くて歯ごたえがある 6.地元の豚さん牛さん、そして会津の馬さんも美味しい 7.藻塩、乳製品、練り物

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      潟いろいろ

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        新潟の空(2021年10月~2022年11月)

        • 第11回 佐渡で再会した霞が関用語

          私が住んでいる新潟市の海沿いは、日本海を挟んで対面に横たわる佐渡のお陰で比較的気候がおだやかです。「佐渡ブロック」とも言われ、波や雨風や雪の影響が緩和されています。佐渡へは、新潟港から佐渡汽船のフェリーやジェットフォイルで行き来できます。 下の写真は、フェリーで食べることができるカレー。スパイスと地元食材が入った大人の味で、佐渡の形のご飯が愛らしくテンションあがります。 佐渡はその眺望、歴史、愛らしいトキ、美味しい食材やお酒など魅力満載。下の写真は加茂湖の牡蠣筏の風景。牡

        第12回 アラさがし

        マガジン

        • 新潟で再考する日本語
          12本
        • 新潟メモ
          11本

        記事

          ありがとう「115系」(JR越後線)

          突然のラストラン(引退)でした。2022年3月12日のJR東日本ダイヤ改正を機に、越後線、信越線などで親しまれてきた「115系」が定期運用を終えました。(タイトル写真は越後線白山駅付近を走る3次新潟色) ※他の色はこちら;https://note.com/sihorin2021/n/ne98011bc50e1 その愛らしく風格ある姿は、私の新潟生活の大きな心の支えであり、地域の人々にも愛されていました。(下の写真は古町「まちごと美術館」より) 大部分のドアは自動や電動(

          ありがとう「115系」(JR越後線)

          第10回 頭を冷やす

          新潟に住んで1年半が経ち、季節も一巡半しました。よく「東京との違いは?」ときかれますが、東京か新潟かより、都市と集落、規模の違いによる「匿名性」、あと「気候」の違いが大きいと私は感じています。 (下の写真は、JR越後線白山駅のプラットホーム) 新潟の気候を「モンスター」と例えた方がいました。私の住む新潟市の日本海沿いも、雪が比較的少ないとはいえ、強風、雨、雷、一日の中でもコロコロ変わる天気や激しい気圧変動に「カラダはって」生きているのを実感できます。結果として、寒さに強く

          第10回 頭を冷やす

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          新潟の空(2021年5月~2021年10月)

          新潟の空(2021年5月~2021年10月)

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          定点観測(田んぼ)@新潟市

          定点観測(田んぼ)@新潟市

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          第9回 行き違い

          色とりどりの115系車両などが行き交うJR東日本の越後線。車両は愛らしく景観は美しく、駅や沿線では、カメラを構えた「撮り鉄」たちを見かけます。私も、何色がくるかな?ミッスク編成かな?と楽しみな毎日です。(下の写真は越後赤塚駅に停車する「懐かしの新潟色」) ※他の色はこちら:https://note.com/sihorin2021/n/ne98011bc50e1 新潟に来て間もない頃、越後線にまつわる違和感が2つありました。 1つめは「行き違い」という車内アナウンス。通常

          第9回 行き違い

          第8回 一本立ち

          新潟に来てから、ダイナミックな風景、コロコロ変わる激しい気候、新鮮な素材、それらと共存してきた人々の技術や知恵や生き様に圧倒される毎日です。ただ、どこか雅(みやび)さ、彩り(いろどり)に飢えていた頃、みなとまち新潟古町花街の伝統文化に接する機会がありました。 新潟古町(ふるまち)は、「置屋」「料亭」「待合」からなる「三業」が現役で稼働している全国でも珍しい地で、上の写真(新潟三業協同組合)近くを通ると、優雅な三味線の音色がきこえます。 お座敷では、華やかで上品な衣装や所作

          第8回 一本立ち

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          農業水利いろいろ(新潟市)

          農業水利いろいろ(新潟市)

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          第7回 色眼鏡でみる

          「新潟の冬は晴れ間が少ないから覚悟して」と言われて来ましたが、いざ住んでみると、曇天(グレー)の美しさに魅了される毎日です。色彩、濃淡、明暗、光の具合、輪郭の変化なども豊か過ぎてウットリします(下の写真は越後赤塚から眺めた角田山と弥彦山と空を舞うコハクチョウ)。 下の写真のようにモノクロにすると、光の射し込む様子が鮮明になっておもしろいですですね(旧第四銀行住吉町支店)。 柔らかい光と水面と遠くの雲海も美しい(下の写真は大河津分水)。 モノクロで見る優しい光も幻想的です

          第7回 色眼鏡でみる

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          新潟の空(2020年9月~2021年4月)

          新潟の空(2020年9月~2021年4月)

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          第6回 臭いものに蓋をする

          ラムサール条約登録湿地「佐潟」には、コハクチョウやサギなどの水鳥がいっぱい来ます。鳴き声に包まれて時を忘れます。 遊歩道やその周辺は、GoogleマップではわかりにくいためYahooマップをたよりにお散歩。 晴天でも、曇天でも、美しいです。 角田山を眺めつつ、砂地の畑を歩いていると・・・原油を発見! においも原油です! 江戸時代には石油は「くそうず」(臭水、草生水など)と表記されたとか。 臭いので、農業用資材で覆われていました。 「臭いものに蓋をする」。 通常

          第6回 臭いものに蓋をする

          新潟色⁈あるいは偶然

          新潟色⁈あるいは偶然

          鉄道のまち新津で「まさかいくらなんでも」なランチ

          石油のまち・鉄道のまちとして知られる「新津」(新潟市秋葉区:旧新津市)。鉄分を活かし、シャッター通りを逆手にとったまちおこし・地域創生などは鉄道マニアに限らずいろんなマニア必見です。 シャッターが下りていてランチできるお店が見当たらないので食べログを検索。すると1位も2位も「駅弁」屋さん!しかも食べログ評価3.5超! 早速、新津駅前の三新軒さんをコンコン!もともと新津駅の構内営業業者として発足し、現在は「株式会社三新軒」「株式会社新発田三新軒」「株式会社新潟三新軒」の3社

          鉄道のまち新津で「まさかいくらなんでも」なランチ