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新潟で再考する日本語

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日ごろ何気なく使っている日本語。そのルーツや意味をあらためて噛み締める場面に、新潟で出会っています。
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記事一覧

第12回 アラさがし

ハワイ?・・・いいえ、新潟(日本海)です。 梅雨時の新潟は、一年のなかでも、比較的気候が…

しほりん
1年前
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第11回 佐渡で再会した霞が関用語

私が住んでいる新潟市の海沿いは、日本海を挟んで対面に横たわる佐渡のお陰で比較的気候がおだ…

しほりん
2年前
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第10回 頭を冷やす

新潟に住んで1年半が経ち、季節も一巡半しました。よく「東京との違いは?」ときかれますが、…

しほりん
2年前
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第9回 行き違い

色とりどりの115系車両などが行き交うJR東日本の越後線。車両は愛らしく景観は美しく、駅や沿…

しほりん
3年前
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第8回 一本立ち

新潟に来てから、ダイナミックな風景、コロコロ変わる激しい気候、新鮮な素材、それらと共存し…

しほりん
3年前
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第7回 色眼鏡でみる

「新潟の冬は晴れ間が少ないから覚悟して」と言われて来ましたが、いざ住んでみると、曇天(グ…

しほりん
3年前
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第6回 臭いものに蓋をする

ラムサール条約登録湿地「佐潟」には、コハクチョウやサギなどの水鳥がいっぱい来ます。鳴き声に包まれて時を忘れます。 遊歩道やその周辺は、GoogleマップではわかりにくいためYahooマップをたよりにお散歩。 晴天でも、曇天でも、美しいです。 角田山を眺めつつ、砂地の畑を歩いていると・・・原油を発見! においも原油です! 江戸時代には石油は「くそうず」(臭水、草生水など)と表記されたとか。 臭いので、農業用資材で覆われていました。 「臭いものに蓋をする」。 通常

第5回 川に水運ぶ

これまで、屋上屋を架す、高みに盛り土と似た意味で、役に立たない行動や無駄な骨折りのたとえ…

しほりん
3年前
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第4回 屋上屋を架す

【これまでの解釈】 無駄な議論、必要のないことをする。二重の手間の意味。 中国の「顔氏家…

しほりん
3年前
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第3回 ふるさと

これまでの意味 自分にとって大切なものや場所など 今の意味 帰りたいのに帰れない人々のこ…

しほりん
3年前
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第2回 先駆者

草分け、開拓者、パイオニアの意味。 新潟に来て初めての冬は、いきなり記録的な大雪となりま…

しほりん
3年前
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第1回 砂漠に水をまく

【これまでの解釈】 無駄なこと、「焼け石に水」と似た意味。 【あたらしい解釈】 地域のス…

しほりん
3年前
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