違う世界に踏み込むと新しい視野になる。

ろう者は耳以外にみんなと一緒。
だから、やりたいことをやれる。
聞こえないから断念。。。と諦めて次のステップに上がらない人がたくさんいます。

私はやってみたい仕事があった。
それは大工の仕事です。
知ってる通り、怪我の多い仕事で危険です。 こんな仕事をやらせていただいています。

【大工】
一般的には、大工系の仕事は聞こえない人が働くと危険を冒すので断られるケースが多い。
私の場合はコネを使って仕事をいただいてる。

【作業の内容】
・壁と天井のボード剥がす
・木材をとる
・床
・壁と天井にボード付ける
などの作業があります。
かなり力が必要ある。
私はそれなりの力があるので大丈夫だった。
あんまり力がないと、腕や腰が痛む。

【コミュニケーション方法】
仕事上、コミュニケーションはかなり必要ある。
指示を従って作業する。
しかし、大工の仕事は手が離せない状況のなかに、どうやってコミュニケーションをとるのか?
作業する前に、これをやって、終わったらこれをやって。
という内容をiPhoneや手振りで、きちんと伝えてくれます。
作業途中に、分からないことがあったら、これはどうしますか?と身振りで表現します。
不自由なのは音や声が分からない。 それ以外なら何も問題ない。

【わかったこと】
特にろう者は視野的情報が強いので、見よう真似で作業しやすいです。
丸のことインパクトなどをするときの音がデカイのだが、ろう者は聞こえないから集中できる。
注意を払って周囲をみて状況を把握しないと危険です。
実際に、私が他の作業員が足場を取り出す作業を真下から眺めていて、危ないから下げてと言われました。
よう思い出したら、ホンマに危ない。
音に関しての危険があるので、ダメと断られる。
それでも働きたいという人はたくさんいます。
コネから始まり、正式に雇用してくれることは地道であることです。
問題はやる気です。やる気がなかったら紹介してくれませんし、コネを作ることもできません。

繋がりと経験する目的で、次々に切り拓いていきます。 

http://bit.ly/1XDlMpY

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