🏃アップルウォッチ - フルマラソンでバッテリーは持つのか -
ネットでアップルウォッチをフルマラソンで使ったブログを調べても少ないので、私なりの判断で書きたいと思います。
機種選定から到着まで
今まで、ランニングウォッチは GARMINのForeAthlete 35J(画像左)を使っていました。でも、今年に入って Apple Watch Series6で心電図アプリを使えるようになったのと、コロナ禍で血中酸素が話題になる中それが常にわかるとの事で急に欲しくなりました。
購入したのは Series6 の Nike モデル。Nike モデルを選んだのは、Nike Run Club アプリはどのモデルでもダウンロード可能ですし、文字盤もそれほど魅力は無かったのですが、「光が当たった時にきらめく特別な反射糸で織られた Nike スポーツループバンド(アップルのホームページより)」が安全対策として魅力的だったことです。ただ、Nike モデルを選ばなかった妻と一緒に Apple の公式ホームページから注文したのですが、Nike モデルは在庫が無く妻のより一週間ほど遅れて届きました。
また、GPS モデルで電話機能は付いていないのを選びました。価格が安いのも当然ですが、私自身、ランニングも含めスマホを持たずにアップルウォッチだけで行動することは無いとの判断からです。
練習で使った結果
以下、手元に届いたのが2021年2月12日でしたので2ヶ月以上使っての報告です。
まず、バッテリーは普通に使っている限り丸一日余裕で持ちます。しかし、アップル公式ホームページによりますと、GPS を使用した屋外ワークアウトで最大7時間と書かれています。
そう考えると、フルマラソンには使えないと思ったのですが、iPhone11 をウエストバックに、Bluetooth イヤホンを耳に、手にはめたアップルウォッチ上で Nike Run Club アプリを立ち上げランニングにでかけても、GPS も音楽も iPhone11 からとなりバッテリー消費は少なくて済むことがわかりました。そこで、同じ状態で何度も走った結果、10kmを1時間かけて走ってバッテリー消費は9%ぐらいでした。使っていくうちにバッテリーの劣化もあるでしょうし、マラソン大会に出場した時のスタートまでのバッテリー消費も考慮すれば、フルマラソンの完走タイムが7時間台とかですと厳しいかも知れません。
しかし、6時間以内でゴールできるのであればバッテリーは持つと考えられます。ただ、荷物を預けスタート地点に向かうギリギリまで充電しておいた方が安心なのは間違い無いでしょう。
結局、コロナ禍、フルマラソンを走っていないのでアップルウォッチが問題なく使えるかを試していませんので答えはないのですが、私自身、フルマラソンの出場機会があれば使うことに迷いはありません。だからと言って、この記事を読まれた方がフルマラソンで使うか使わないかは自己判断でお願いします。途中、バッテリーが無くなってもクレームは一切受け付けません(笑)
他に良かった機能
ランニング中、アップルウォッチ見ようとした時だけ、距離やスピードが文字盤に表示されるのですが、普段は時刻が表示されています。これがすごく便利です。
他に良かったこと
GARMIN の ForeAthlete 35Jを普段使いにしていた時はカッターの袖に入らなかったことが度々あったのですが、今は楽に入ります。GARMIN(画像左)より明らかに大きいですし、本体に保護カバーも付けているのですが、ベルトの時計取り付け部分の薄さでしょうか、不思議です。また、ランニング中はベルトのキツさ加減が気になるのですが、マジックベルトですので調整はフリー、今はミリ単位で合わすことができ気に入っています。
2022年6月7日、追記
結果報告
やっと報告ができます(2022年6月7日に追記)。
妻も同じ日にアップルウォッチを購入し、つまり1年使ったもので2022年3月6日の東京マラソンに出場しました。フルマラソン中に使ったアップルウォッチのアプリは Nike Run Club です。
ネットタイムが5時間44分36秒で、その日に大阪へ戻っても時計機能は動いていましたので、十分フルマラソンでも使えると思います。
ただ、画面表示と明るさの設定で「手首を上げてスリープ解除」をしての使用です。ここだけは間違えないで下さい。
<了>