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#04 「まちづくり」って範囲広すぎません?

数年前、私が就活を始めたとき初めに思ったこと。

「まちづくり」って範囲が広すぎる!
橋をつくるのも「まちづくり」
道路を作るのも「まちづくり」
ビルを建てるのも「まちづくり」
住宅をつくるのも「まちづくり」
お店を開くのも「まちづくり」
人が集まる場をつくるのも「まちづくり」

当時大学3年生の私は、こうなってくると自宅を出てから大学のキャンパスに到着するまでに触れるすべてのハードがまちづくりに関係するじゃん!?と頭を抱えた。
しかも厄介なことにハードのみならずソフトの取り組みでも「まちづくり」と称されることがある。多すぎる。

そして就活サイトの検索欄に「まちづくり」と入れても、出てくる検索結果は予想通り幅が広すぎてまた途方に暮れた。

今になって考えてみればきっとそんなことないのだろうが、当時は土木系の職業につかなければ大学で学んだことが無駄になってしまうかもしれないという思いが心の片隅にあった。

こういった思いから、大学で学んだことの中で興味が強かった都市計画、地域活性化、景観工学、交通工学あたりの分野で企業を絞り込めそうなワードをひねりだしてgoogle先生にお世話になっていた。

公務員もなんだか違うし…ゼネコンも違う…強いて言えば建設コンサルタント…?こんな具合で就活をすすめていた。

就活中になんとなく気づきかけた、“もしかして私のやりたいことってそもそも理系分野じゃない説”はとりあえず無理やり見て見ぬ振りをした。このあたりは就活だけでなく卒論にも関わってくるたんまりとエピソードがある内容なので、また別の投稿で整理できたらと思う。

今でも、自分の中にぼやっとある私が携わりたいまちづくりの形を何とか言語化したいし、それは職業にするとつまり何なのかが知りたい。でもなんとなく土木技術がメインのものでは無いのだろうな、と気づいてしまっている。そう、どうあがいても気づいてしまっている。

いろいろな形でまちづくりに携わっている人に聞いてみたい。そのまちづくりの形どうやって探したの?って。

そして魅力の一つでもあるけど今でもやっぱり思う。「まちづくり」って範囲広すぎません?

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