リンクスの断片ハイスクールギャンビット 登場人物
リンクス（ナンバー０１８２）
奴隷売買組織「隷属の鎖」の呪縛と調教によって記憶と自我を破壊され、意思なき剣闘士奴隷「鎖の剣奴」に変えられてしまった少年。イックス軍特殊研究部隊に売却後、鎖の剣奴の強固な肉体を生体兵器「バトルパペット」の試作体に改造されてしまう。セミーノフたちに助け出され仲間を得たことで自我を取り戻した。頭部に組み込まれたサイコヘッドギアと全身の傷跡の効果でサイオニクス能力を持つ。
セミーノフ
イックス情報省のフリーエージェントであり外交武官（中尉）。特殊研究部隊との因縁があり、その悪事を追い続けている。リンクスを救い、仲間として迎え入れる。生身の人間では使えないはずの、イックス軍最高のパワードスーツ（ハイパースーツ）を使いこなす。
ランドセイバー（セイバー）
鋼鉄の精霊族の私立探偵。セミーノフたちに相棒として協力している。広い人脈を持ち、魔法にも造詣が深い。人並外れた推理力でパーティーをけん引する。飛行能力を持つが、着地が苦手。実は特殊研究部隊の前身に在籍していた経歴があり、部隊長ソックスレイとの因縁があるらしい。
ジャンク
リンクスが編入した高校のクラスメートでヤンキーの青年。リンクスの実力に惚れ込み、学校に渦巻く陰謀を解決するために彼らのもとに飛び込んでくる。メカいじりが得意。
テレマコス
セミーノフの仲間の魔法学者。普段は飄々としているが、時に熱いところを見せる。リンクスの庇護者を買って出る。イックス大学の客員研究員。兄弟子ホーエンローエと特殊研究部隊がつながっていたことで、苦しい立場となるが…
ルンナ
セミーノフの仲間の癒し手。帝国でも恐れられる「聖母教会」の一員らしい。強力な暗示の能力を持つが、その恐ろしさもよく理解している。リンクスのことを弟のようにかわいがっている。何か重要な密命を持っているらしいが…
タルト
帝国人だがセミーノフの旧友の盗賊。帝国のスパイ組織ダイ・アダールの高司祭の愛弟子。セイバーたちに惚れ込み、イックスにも同行する。帝国最高の神将ジャコビーに片思いだが…
女神将リキュア
帝国で彼らの前に立ちふさがった女神将。男装の麗人でサイオニクサー。和解し、セイバーを頼ってイックスに移住する。
サンドラー
砂の精霊族の実業家。彼らの後援者。独特のセンスでちょっと変わった人だが、リンクスのことを気に入り、身元を引き受けてくれる。
クルチャドビュー博士
イックス大学の魔法工学者。生体補償工学の権威。リンクスのサイコヘッドギアの開発者。特殊研究部隊に狙われ、何度も誘拐されているが、いたって太平楽。
キンバリー大佐
イックス情報省の次官で彼らの後援者。切れ者だがいたずら好き。パーティーを手玉にとれる数少ない人物だが、彼らのことを心から信頼している。
オドアケル先生
リンクスが編入した高校の教師。セミーノフの恩師でもある。学生たちをずっと見守っていたこともあり、学校で起きている恐ろしい陰謀に気が付く。
校長
リンクスが編入した高校の校長。リンクスのことを厄介ごとだと認識し、ほとんど無視している。しかし裏の顔は…
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