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私と就活#2
ご挨拶
こんにちは、秒針です。
前回記事「私と就活#1」の続きです。それでは早速書き綴ってまいりましょう。
お時間ある皆さん、どうぞお付き合いくださいな。
2020.9
大学3年の夏休み、後編です。
と言っても過ごし方は夏休み前編(2020.8)とほぼ変わりません。
書いておきたいことは、SPIの勉強についてです。
私はこの頃、無闇にSPIの青い本を解いていました。
私の非言語部門のレベルといったら目も当てられません。推論は勿論のこと、速度計算、組み合わせ、確率、全ての単元においてダメダメでした。
毎日毎日青い参考書とにらめっこします。回答を見ます。わかった気になります。もう一度解きます。
解けません。
これを永遠に繰り返していました。本当に無駄な時間の使い方をしたと後悔していますが、当時の私にとってはSPI青本が解けないことは真剣な悩み事でした。ここに書き記すことで残しておこうと思います。ちくしょう。
バイト、SPIの勉強、たまにオンラインセミナー。そんな感じで夏休みは終わってゆき、相変わらず志望業界も職種も見えないまま外は少しずつ涼しくなっていきました。
2020.10
ちょっと、いやかなり焦り出します。
就活界隈で内々定獲得者が出始めるからです。
より正確を期すならば、夏休み中から「内々定でた(顔文字)」のようなツイートはちらほら見えていました。
10月にもなって、どの業界に行きたいかすら決められていない。これでいいんだろうか。私は悩みます。
いきなり業界を絞るのは良くない。じっくり見極めることも重要!
これも就活中によく見たフレーズです。とりあえず私は、大学の講義を受けつつ支障がない範囲で企業説明会に参加しました。
説明会は自分で申し込んだというより、オファーが来たものをそのまま受けるという受身戦法だったと思います。#1で触れた某就活マッチングアプリでオファーが来たり、オファーサイトからお声がけがあったり。そうしたものはとにかく飛び込んでみていました。
10月の私のスケジュール表です。ピンクは説明会、水色はセミナー、紫は仕事体験です。社名がガッツリ入ってるのでぼかしました。見えたとしても、見なかったことにしてくださいね。
志望業界は決まらず、「こういうのはヤダ」が増えていくばかりだった記憶があります。
私の場合、完全週休2日制。ここだけは譲れませんでした。そんな雑な消去法では志望業界が決まらないのは当たり前ですね。せめてなぜ完全週休2日がいいのかを、もっと深く掘り下げるべきでした。
この「掘り下げ」というのは自己分析の際によく使われる言い回しだと思います。もしこれを読んでいるあなたが就活生なのならば、自己分析でうまくご自分のことを「掘り下げ」てみてください。重要な、あなたを形作る核のようなものが見えてくるはずです。
話を元に戻しましょう。
10月、相変わらずSPIは解けないままです。自己分析も進んでいるようで進んでいません。
授業に慣れないまま月日はあっという間に過ぎ去り、私が懸命にバイトをしているうちにするりとカレンダーがめくられます。
2020.11〜12
大学のキャリアセンターを利用し始めたのを覚えています。
さて、先にスケジュールをお見せしましょう。
グレーはES〆切、ピンクが説明会、緑はマッチングアプリおよびキャリアセンターでの就活相談、水色はセミナーです。12月4日に焼肉に行った形跡がありますね。焼肉に行けば悩み事の万事が解決すると思っていたからです。
とにかく苦しかったです。一向に解けるようにならないSPI非言語、この頃には参考書を2周以上していました。勉強ノートばかり溜まっていくのが虚しかったです。
そして、就活界隈ではこんなワードが出始めます。
「年内内定」
怖いですね。今だからこそ怖さがわかるといってもいいかもしれません。当時の私は就活アカに狂わされていたので、自分も年内に内定を取るつもりで無茶をしていました。
そりゃあ年内内定の呪いから解き放たれたくて、ひとり焼肉にも行きます。
タン塩をこれでもかというほど頼み、次々に頬張ります。お腹は満たされても就活が怖くて精神が不安定になり、胸焼けだけが残りました。
「自分の機嫌は自分で取れ」と最近よくTwitterで見かける気がします。この頃の私はその呪いにもかけられていて、
焼肉に行ったのに気分が晴れなかった。私は自分のことすらコントロールできないダメ人間だ
と考えるようになりました。焼肉大事。
大好きなはずのお肉を食べに行ったのに、思う存分食べたのに、心は全く晴れやかではありませんでした。この辺りから私はおかしくなります。
夜、眠れなくなってしまったのです。
2021.1
年が明けました。
いつからだったかは覚えていませんが、私は3年生の途中から大学のカウンセリングセンターに通うようになりました。当然、そこでは睡眠障害や就活と卒論が原因で気分が沈みまくっていることの相談をしていました。
そして1月は期末レポートの季節。
バイトと就活と期末レポートと卒論題目の両立について相談し、実現可能な行動のアドバイスをいただいていました。
この頃のカウンセラーさんの主なアドバイスは「就活よりも卒論を優先しましょう」で、私も同意だった(卒業できないと就職できないのは当然)ので卒論の題目について真剣に時間をかけて検討していました。
就活しなきゃ。卒業もしなきゃ。
卒論書ける?就職できる?
そんな疑問と不安を抱えながらひたすら受けるセミナーと企業説明会。全くと言っていいほど頭に入ってきません。
ある日、とうとうカウンセラーさんに言われました。
「病院を紹介するから、行ってみませんか」
これにて私は、1月下旬、とある心療内科にかかることになったのです。
心療内科では睡眠導入剤を渡されました。もうお分かりですね。一般に就活うつと呼ばれる症状が出始めていたのです。
2020.2
期末レポートを何とか終わらせ、さあここからというときでした。3月の予定を入れまくります。
この頃、ES選考ありの冬インターンを1件勝ち取っていました。ESは書けば書くほど上手くなると聞いたことがあるので、その努力の賜物とでも思っておきましょう。
2〜3月中にも冬インターンや説明会を行う企業はたくさんあります。私の場合は3月に予定がたくさん入る形になったのですが、2月は2月で忙しかったです。
なぜなら、SPIの勉強があったから。
9月の章でも少し触れましたが、私はSPIがかなり苦手です。就活界隈でSPIは2月中に仕上げろという文言をしょっちゅう見かけたので、私はそれに囚われてひたすらSPIの勉強をしていました。
今思えば、ガクチカや自己PRをもっと磨いておくべきでしたね。自己分析不足でした。
ともかく、このまま地獄の3月について一気に語ってしまいましょう。読んでいる皆さんもおつかれのことと思いますので、駆け足で行きます。
2020.3
さぁ、3月のスケジュールです!
パンパンですね。ちらほら見える紫色はテストセンターを受けた日です。
病院で治療(投薬)を受けつつこのスケジュールをこなすのは困難でした。困難でしたが、いつかきっと報われるんだと思ってESを書いていました。
資格、自己PR、ガクチカ、就職の軸…さまざまな質問に淡々と入力していた日々が懐かしいです。
しっかり書き留めておきますが、大学のキャリアセンターも活用していました。スケジュールの緑のうちの数回はキャリアセンターでの面談です。
うちの大学はあまりキャリアセンターの評判が良くないのですが、その辺りは次回に回すとしましょう。
それから、面接処女という語句に焦らされる話も書けたらと思います。
終わりのご挨拶
今回も読んでくださってありがとうございます。
次回が最終回の予定です。
次回は4年に上がった4月〜内定をとる7月編のつもりでいます。どうぞ、よろしくお願いします。
それでは今回はこの辺で。
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