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#5【ブログ】 仮面を外せない舞台人〜素の自分とは〜



捨てたいのに捨てられない、やめたいのにやめられない、
かっぱえびせんみたいなもの、皆さんにはありませんか?



私にはずっと直したいというか、変えたいことがあって。
必要なくなったからというかいい年だしというか。


だけど、そのことともう数年単位で戦っていて、
ただただそれをやめるというだけならそりゃ無理難題をという感じだが、
代わりのものは見つかったし、なんなら圧倒的にもっといい。



頭ではわかってるけど、
これ誰か私の遺伝子とか細胞にプログラミングしました?
と言いたくなるレベルでことあるごとにぶり返すわ引きずってるわで。
大恋愛した後の失恋の曲ばりに引きずってる。

その度に結局自分に幻滅し、嫌いになり。
「自分何やってんだろう」


あー私結局、ずっとこのまま行くんかなとか、
私にはこれが身の丈に合うのかとかいろいろ考えた。




そうこうしてるうちに数年が経ち。
そんな私にも道が開けた。

最近、このやめられない止められないかっぱえびせん問題に
終止符が打てそうな、そんな希望が少し見えてきた。


きっかけは、自分がなぜそういう思考回路をとるのか、
なぜそういう行動を取るのか改めて考えてみたことからだった。

この時に何かのせいにしてるとかそういうことは考えずに、
ただただひたすら思い出す。

自分に何があったのか、
何が自分に影響を与えたか、
そしてどういう感情を持ったのか、
そこから自分はどうするようになったのか。とか。

この時は、完全に自分を切り離して第三者になるのがポイントで、
特にネガティブなことを思い出さなければならない場合は、
それを無意識に記憶から抹消してたりする。
私の場合はこれが邪魔していて、今まで全く進まなかったことがわかった。
原因や因果関係がわからないと医者も手の施しようがないような、
それと同じだった。


自分で痛みや苦しさを自覚すらもしてないから
助けが必要なこともわかってないし、助けを求めることもしない。
また自分の中で解決できることでも、
いくら自分だからって原因も「ないと思ってる」ものはどうにもならない。



結局、その自分にとって忌々しいもの、
=今自分に残ってる思考回路や行動基準
を自分にプログラミングしていたのは自分だった、という話。

そして、ただでさえ仮面をいくつも持ってて脱ぐ場所がないのに、
自分の前ですら仮面を外せないでいた、滑稽な舞台人だった。


正確に言うと、
私の場合は脱げる場所も見つかったのにいつまで経っても脱げなくて、
仮面を壊せなかった。

強がりと、臆病が邪魔してた。



人との関わりが多様化し、いろんな関係性を知らぬうちに築いてる現代は、「仮面」はなくてはならないものだと思う。

みんな、仮面を外せない舞台人だ。

それでも、その仮面を外してもいいと思える瞬間がなくなってしまうと、
人は窒息して、倒れてしまうんだなとも思った。




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