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文章のモヤモヤを晴らす【文末表現のテクニック】

「なんか文章のリズムが悪い」
このモヤモヤ感…

いったいなんだろう?

頭の中に霧が立ち込めたような
文章のモヤモヤを晴らしたいなら、
文末に注目してみて。

文末の表現一つで、
文章の印象はガラッと変わる。


単調なリズムに別れを告げよう

同じ言葉を繰り返さない

同じ表現ばかりじゃ、
飽きられちゃう。

壊れたレコードプレイヤーみたいに(フルイ・笑)
同じ言葉ばかり繰り返すのは、
読者の心を遠ざけるNG行為。

例えば…

❌ 彼女は以前から気になっていたカフェに行った。そして、コーヒーを注文した。本を開いた。読んでいるうちに時間を忘れた。

⭕️ 彼女は以前から気になっていたカフェに足を踏み入れ、コーヒーを注文。本を開くと、ページをめくる手が止まらない。気づけばあっという間に時間が過ぎていた。

文末にバリエーションをつけてみよう

名詞、形容詞、動詞…

文末に変化をつけるだけで、
文章に奥行きが生まれる。

例えば…

❌ 彼は映画が好きだ。彼女は脚本を読むのが好きだ。だから、彼らは映画館によく行くのだ。

⭕️ 彼はオタクも真っ青の無類の映画好き。彼女は脚本を愛してやまない。そんな二人が愛を育む場所は、いつも映画館の暗闇だ。

心に”ぐっ”とくる書き方って…

感嘆符をスパイスに

ここぞという場面で
感嘆符を使おう。

驚きや感動を
わかりやすく表現できる。

例えば…

❌なんて画期的なアイデア。

⭕️ なんて画期的なアイデア!

使いすぎはNGだけど、
簡単に違いが出るよね。

疑問符は読者との会話の呼び水

疑問符には、
読者を巻き込む
わかりやすい効果
がある。

例えば…

❌あなたは、本当に自分の夢を諦めるつもりですか。

⭕️ あなたは、本当に自分の夢を諦めるつもりですか?

問いかけに
しっかり感嘆符をつけることで
読者の思考を刺激し、
あなたと読者に不思議な共感が生まれるよ。

文章の長さの変化がリズムを変える

短文と長文で魅せる文章のリズム

文末を変えるほかに、
文章の長さにバリエーションを付けても
リズム感のある文章を生みだせる。

例えば…

❌ 彼は帰宅した。とても疲れていた。リラックスしたかった。静かな夜を待っていた。

⭕️ 彼は帰宅した。泥のように疲れ切った体を引きずって。ソファに身を沈めると、静寂な夜がまたたく間に彼を包み込んだ。

短文はスピード感と緊張感
長文は文章に落ち着きと深みを与える。

繋ぎのフレーズが与える深み

あえて”くどい”表現をしてみる

「~のだ」、「~である」、「~だろう」…

通常は使わないほうがいいと言われる
フレーズを文末に添えるだけで、
文章に深みが増すことも。

例えば…

❌ 彼は忙しかったが、大切な友達に会いに行った。

⭕️ 彼は忙しかったが、大切な友達に会いに行ったのだ。

あえて「~のだ」を使うことで
彼が友達を優先したことが強調されるでしょ。

繰り返したり、強調したり…

強調したいなら繰り返そう

同じ言葉を繰り返すことで、
強調効果が生まれる。

例えば…

⭕️愛してる。心から愛してる。君だけを愛してる。

繰り返すことで、彼女に愛が届くはず。
ちょっとハズカシイけど(笑)

対句の対比効果

対になる言葉を並べることで、
リズム感と対比が生まれる。

例えば…

⭕️光と影。生と死。愛と憎しみ。希望と絶望…

対となる言葉が生み出す世界は、
あなたの文章に深遠さをプラスする。

まとめ

文末をちょっと変えるだけで、
あなたの文章は劇的に変わる。

頭の中のモヤモヤした
霧のような悩みなんて、
どこかに飛んでっちゃう。

そう、まるで
「noteのネタがない。困った。どうしよ~」
悩んでた時、下書きがあったことを
ふと思い出したようにね(笑)

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