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PREP法なんていらない!編集者が教える「型」に縛られない文章の書き方

実はSNSを始めてから
すごく不思議に
思ってたことがあるんです。

長く出版社に勤めてたけど
「PREP法が〜」
「SDS法が〜」

なんて言いながら
原稿を書いてる先輩や上司を
見たことないんですよね。

僕もそんなこと
教わったこともありません。

ましてや「型」を意識して書いてる
作家さんも知りません。

僕自身も文章の「型」なんて
意識して書いたことないんですよね。

みんな書いて覚えた。

なんて書いちゃうと
元も子もないので…

「型」って本当に必要ないの?
それとも…
「型」は守るべきなの?

現場で培った経験をもとに
プロの"生きた技"をお伝えします!

なぜプロは文章の「型」を使わないのか?

実は「型」を使わない
わけじゃないんです。

なんらかの「型」は
経験上知っていて
無意識に使ってます。

ただし、あくまで無意識に
使ってるからいいんです。

理由は単純明快で、
文章の「型」を
意識しすぎる
と…

「型」に引っ張られすぎて
話の展開がつまらなく
なってしまうことが多いから。


「型」を崩す:自由な発想で魅力を引き出す

歌舞伎役者の十八代目 中村勘三郎さんは、
「型」について面白いことを語っています。

型というのは、人間国宝とか、名人上手といわれる人たちが、何十年もかけて、これが一番美しい、これが一番かっこいいと思って作り上げてきたものです。だから、それを守ることは大切なんです。でも、型を守るだけじゃダメなんです。型を知った上で、自分の型を作っていく。それが大切なんです。

つまり、「型」を知ったうえで、
あえて崩すことで
新しい魅力が生まれるんです。

基本を知ることは大事。

でも、そこに縛られすぎると
平凡な文章しか生まれない。

「型」を学んだとしても
あえて意識的に崩すことで
個性が引き出される。

長くなるので
「型」の崩し方については
別の機会に。

「型」を守る:基礎があってこその個性

一方、「型」守りつつ
個性を出すこともできる。

中村勘三郎さんが言うように、
「型」には先人の知恵が
詰まっているんですから。

「型」を守りつつ個性を出すテクニック

1.基本構造は守る

「起承転結」や「PREP法」の
基本的な流れは守りつつ、
各パートの表現で個性を出す。

2.言葉選びで差をつける

同じ内容でも、
独自の比喩や表現を使うことで
個性が出せる。

3.自分の経験を織り交ぜる

一般論を述べつつも、
自分だけの具体的な経験を加えることで
説得力と個性が増す。

「型」は知識として
覚えておいて損はないし、
無意識に使いこなせるようになるまで
いっぱい書いて体得することが大切だから。

まとめ:バランスこそが鍵

「型」を崩すか守るかは、
場面や目的によって変わってくる。

大切なのは、
「型」を知ったうえで、
意識的に選択すること。

中村勘三郎さんの言葉を借りれば、
「型を知った上で、自分の型を作っていく」
ということ。

「型」を守ることで
読者に安心感を与え、
時に「型」を崩すことで
驚きや新鮮さを提供する。

このバランス感覚こそが、
魅力的な文章を生み出す鍵になる。

「型」に使われるんじゃなく
「型」を使いこなすのがポイント。

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