編集者が教える!読者の感情を動かす「パワーワード」の使い方3
なぜ「感情」にフォーカスするのか?
「感情」は人間の行動を
左右する最大の要因。
ノーベル経済学賞を受賞した
ダニエル・カーネマンの研究によると、
人間の意思決定の95%は感情によって
行われているという。
つまり、読者の感情を動かすことができれば、
あなたの文章は圧倒的な
影響力を持つことができるんです。
例えば、以下の2つのコピー
どちらが印象に残りますか?
多くの場合、後者の方が印象に残り、
行動を促す力を持っている。
なぜなら後者には
「年収」「一億円」「内緒」という
人を惹きつけるパワーワードが使われてるから。
パワーワードで感情を揺さぶる3つのコツ
■その1. 読者の顔を思い浮かべよう
読者を知ることは、
心に刺さる文章を書く上で
最も重要なステップ。
誰に向けて書いてるのかを
ハッキリさせるだけで
使う言葉もガラッと変わってくる。
例えば、あなたのペルソナを
仮に以下のように作ってみると…
具体的な読者像を描くことで
ペルソナに響く言葉=パワーワードが見えてくる。
営業職のAくんに響く言葉は
きっと…
ペルソナがわかれば
パワーワードも見えてくる。
ペルソナによって響く言葉は
まったく変わってくるんです。
■その2. 言葉選びで差をつける
言葉は同じ意味でも、
表現の仕方ひとつで
印象がガラッと変わる。
より強いイメージを呼び起こす言葉を
選ぶだけで読者の心を
動かすことができるようになります。
例えば、こう言い換えてみるとどう?
このように言葉一つで
受ける印象が変化するんです。
また、抽象的な言葉よりも
具体的な言葉のほうが、
脳に強く印象付けられます。
こうして具体的に書くことで
読者の頭の中にイメージが浮かんで、
すごく印象に残る。
■その3. 心を揺さぶる"トリガーワード"を使う
トリガーワードとは
人間の原始的な感情や
本能に訴えかける言葉。
これらを効果的に使うことで、
読者の注意を惹き、
感情をザワつかせることができる。
例えば…
ただし、使いすぎると
逆効果になるので要注意。
文章全体の5%以下に抑えるのがコツ!
実際に使ってみるとこんな感じ…
あくまで例なので、
わかりやすいように多めに使ったけど(笑)
まとめ
このパワーワードの使い方のコツで、
あなたの文章はより魅力的になる。
読む人の顔を思い浮かべて、
”グッ”と来る言葉を選んで、
ちょっとドキドキするような表現をする。
ただし、忘れちゃいけないのは
読者はあなたが思っている以上に賢く、
あなたの意図を見抜く力を持っているってこと。
誠実な心で読者と向き合い、
価値ある情報を提供すること。
それが、長期的に読者の信頼を獲得し、
あなたの文章を真に影響力あるものにする
本当の秘訣なんです。
心を込めて文章を書くことが
読者の心をつかむ本当のコツ!
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