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本は自分の本当の思いを気づかせてくれる
人に何かを言われて気づくことと、自分自身で何かに気づくことでは、どちらが自分の糧になるのだろう?
僕は人に強制されたり、こうしなさいと言われたり、この方がいいよと促されたりしても、聞き流したり、素直に受け入れることができなかったし、今まで人の意見によって、自分を変えることがほとんどできなかったのです。
それよりも何かの折に「こうした方がいいのではないか?」とふと閃いたり、何かアイデアが降りてきたり、その場に居て感動したりすると、即、行動につながりました。
自分がやりたいこと、夢や希望に向かい常にアンテナを張っていますと、まるで遠くの放送局の電波をキャッチするかのように周波数が合い、自分に適った情報が飛び込んでくることがありました。
その時ほどうれしいことはなかったですし、モチベーションは上がりました。
誰かから押しつけられたり、こうした方がいいと言われても、自分の思いと違うことだったら行動につながりにくいし、モチベーションも上がりません。
本を読んでいると、誰かの違う世界の話であっても、読んでいる自分が能動的に気づく(気づかせられる)ように思うのです。
自分でハッと気づき腑に落ちると行動につながります。何事においても能動的にならないと続かないし、もしも失敗したとしても自分が考えた結果だから反省もするし、次につながります。
また、本は書いた本人の成功体験や失敗の体験が書かれています。
成功はマネをすればいいし、失敗はリスクヘッジになります。
活字を脳内で変換し、創造したフィルムを意識のスクリーンに投影すると、そこには強制ではありえない自然な納得感を得られます。
歴史を読めば、今起こっていることと似たような近い事象があり、そのとき、人はどう動いたか? どのように問題を解決したのか? 人生の局面で本に助けられることが必ずあります。
本を読むと、自分自身で気づくことができ、それは何ものにも代え難い喜びになるのではないでしょうか?
そして、本を読むことにより、自然な形で、思いや願いへの最短ルートを辿ることができると信じています。
いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。それだけで十分ありがたいです。