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自責の念は心も身体も痛める

現在、両親の介護のサポートをしています。
私は40代で両親は70代なので、手助けが必要だと思っています。
たまに実家に行き様子を見るくらいなのと、病院で先生と話をするぐらいです。
ですが自分で気がつかないけれどストレスが溜まっているようです。

私の過去の悩みになりますが…。
昔から両親との関係はあまり良好ではありませんでした。
傷つけられた経験から、若い頃から両親に不満があります。
そのことは今までも悩んできて、文章にして書いてきました。
過ぎたことをいつまでも根に持っていても、自分が気に病んでしまいそうなので水に流したつもりでいたのですが、やはり両親の手助けをするとどっと疲れてしまいます。

きっと疲れる理由は、「なんで手助けしなきゃいけないんだろう」という不満があることだと思っています。
そこには昔、私が困っていたときに立ち直れなくなるほど責められたりしたことや、不仲の両親の間に入って疲弊してきたこともあるからです。

幼いころから母の感情の捌け口にされていました。
30代の時にこのままじゃ人生が潰されると思って一人暮らしを決めました。
もう一つの理由は、私がいないほうが両親は向き合うことができるのではないかと思ったからです。
そして二人が困る姿を想像して内心ほくそ笑んでいました。

当然母から引き止められるのを断ると、二度と帰ってくるなと言われ絶縁を宣言されました。
その時の父はネチネチと嫌味を言ってさらに邪魔をして、母親をおいて家を出る薄情な娘だと追い打ちをかけました。
父は私がいなくなることで、本当は母と二人きりになるのが嫌だったのだと思っています。
ヒステリックで精神不安定な母と、逃げるだけの他人行儀な父。
もう離婚させてよー!と幼い私に対して泣き叫んだ母。
家庭裁判所まで行き対応しれもらえず、結局離婚せず今に至る迷惑な夫婦。
後に父の会社の経営で借金が増えたために母が精神を患い、家庭は暗かったです。

母を心療内科に行かせることを考え始めたのは私が家を出てからで、実家にいた時は渦中にいるので実行することは無理でした。
心療内科に連れていくことも父は怒り反対で、こんな母でも救いたいと願う気持ちを否定された感じがしました。
自費診療という形で相談しましたが、本人を連れて治療はできませんでしたが、今は高齢のせいもあるのか症状は落ち着いています。

一人暮らしから結婚をして物理的に離れたこともあるし、両親は年老いてからは協力しながら生活しているようでした。
なんとかなるものだと安心していました。
ですが、両親の介護というかサポートしなければならないために、再び関わることが増えてきました。
私の中では過去のことになっていたことの感情が呼び起されていきます。
初めの頃は気にしないつもりでサポートしていましたが後で体調を崩すことがあり、本当は私の心は嫌がっているのだと気づきました。
いつの間にか頑張ってやらなければ、良い娘になろうとする自分に苦しめられている心の癖のようなもの。
少しでも癖を直していきたいし、そうしなければならないと思っています。

今も介護のことなどを調べるだけでも心がザワつきます。
ネットで調べながら、YouTubeで毒親のことを聴きながらすると心のバランスがとれる気がしています。