わが家の餃子は本格派
多くの日本人が思い浮かべる餃子って、焼き餃子だと思います。
しかし餃子の発祥地である中国では「餃子と言えば水餃子」なんですよ。
中国人の夫を持ち日本に住んでいる日本人妻のわたしが、わが家の餃子作りの様子をお届けします。
皮から作るは基本の”き”
夫と結婚してから、餃子の皮を買ったことがありません。
写真は義母が家に遊びにきてくれたとき、餃子を作ってくれた一部始終。
わが家では皮から作るは基本の”き”なんです(笑)
ちょっとコツはいるけれど、想像するほど難しくはないので大丈夫。
だいたい皮作り・あん作りで役割分担をして手際よく進めていきます。
中国餃子は日本のお好み焼き
中国の餃子は中身の具材が決まっていません。
なんでも好きなものを入れてOK!日本で言うお好み焼きですね。
わが家の場合は
だいたい1回の餃子作りで~3種類ぐらいのあんを作るんですよ。
ね?本格的でしょう?
あとはきのこや、ニラ、白菜もお好みで入れますね。
なので固定概念にとらわれず、とにかく好きな具材をぶち込むことで作業中のテンションは最高値まで達します。
これが中国餃子の極意です!(知らんけど)
中国餃子は焼きません
包み終わった餃子の行きつく先は、熱湯風呂。
中国の餃子は基本焼かずに水餃子としていただきます。
理由として、地域による食習慣や好みの違いが影響しているそう。
水餃子は山東省が発祥と言われていて、3000年以上も前から親しまれていたと義母に教えてもらいました。
また中国には「水餃子は貴族の食べ物、焼き直した煎餃子は使用人の食べ物」という言葉があるそうなのです。
食べ方は黒酢につけてパクっといただきます。
うちで使っているのはこれ。
黒酢すら本場のものなので、正真正銘の中国餃子ですね。
中国ではいつ餃子を食べるの?
中国では春節やお誕生日などめでたい日に餃子を作って食べます。
親戚一同、何十人も集まってテーブルを囲い、みんなで作ることも珍しくないと夫が言っていました。
わたしたちは日中国際結婚なので
このあたりの縁起良いとされるイベントでは結構作りますね。
また余談ですが、中国語で餃子は「ジャオズ」と読みます。
「交子(ジャオズ):子が交わる、子を授かる」という単語と音が同じことから、「子宝に恵まれるように」との願いも込められているそうです。
さいごに|一度食べるとクセになる中国餃子
焼き餃子しか食べなれていないわたしたち日本人には、少し抵抗がある水餃子。
しかし、一度食べるとクセになること間違いありません。
あ!パクチー餃子にするなら黒酢ではなく、めんつゆに少しのナンプラーを入れてタレを自作すると美味しいですよ。
この記事を書いていると無性に餃子が食べたくなりました。
今夜は休日、夫と一緒に本場の餃子を作ろうと思います。
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