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散歩写真 いつも同じ桜

2020~22年春撮影。

近くの公園の桜。
開花の噂を聞いたら頃合いを見計らって訪れ、良い撮影スポットを探しつつ散歩する。
でも、いったん立ち止まると時間を忘れて撮ってしまうのはいつも同じ場所、同じ古木。

夕方4時半~5時頃。
水面に反射する夕方の光、水辺に向かって長く伸びた枝、透ける花弁。
風が止み花の揺れが落ち着く一瞬を待つ。



2020年

この日は曇っていて風が強く、雲間から薄明かりが途切れ途切れに差しているかと思うと急に明るくなったり、光の変化が激しかったと思う。
思うように撮れないから、逆に夢中になって撮った。
帰って見返すと、全体的にほの暗く、実体と光と影が溶け合うような不思議な写真が撮れていた。




2021年

水面に空の青が映っている。この日は天気が良かったらしい。
前年のような幻想的な写真を期待するには、明るすぎた。
背景の光が舞い散る花びらを思わせる。これはこれで。




2022年

この日はいつもの木が満開のタイミングだった。花がぎっしり咲いて蕾が見当たらない。
いつもよりピンクが濃い。調べてみると、花の中心が赤くなるのは散り始めのサインとのこと。



毎年同じような写真にちょっと飽きて、2023年は行かなかった。

けれど、こうして並べてみると天気や開花状況で変わるのが分かる。

今年はタイミングが合えば、行きたい。


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