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趣味でつくった物の備忘録。読書とか写真とか古いものの話も気が向けば。

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最近の記事

複葉機模型1/144 アルバトロスD5 塗装

2024年3~4月制作。 組み立て済み。アクリル絵の具で色を塗っていく。 一番楽しい工程。 ドイツ機はカラーリングのバリエーションが多い。 けれど、 前作のアルバトロス(赤)とは違う色にしたいし、 幾何学的迷彩模様は描けそうにないし、 イギリス機と近い色合いは避けたいし、 できれば絵の具を買い足さずに、と考えていくと選択肢は限られる。 いろいろ調べた末、一周まわってキットの塗装例(ヘッダー画像)に戻ってきた。この配色を参考にしつつ、自分好みにアレンジしてみる。 史実や

    • 散歩写真 いつもと違う桜

      2024年春撮影。 近くの公園の桜※。 タイミングを逸して春の嵐の過ぎたあと、 散ってしまっただろうかと思いつつ、行ってきた。 ※いつもの桜の話はこちら 花はかなり散っていたにも関わらず、公園は花見客でにぎわっていた。 いつもの木にも先客が。 かわりに別の木で撮影した。枝が短く、いつものように水面を背景に撮るのは難しかった。 花は散りつつも若葉が彩を添える。満開の時とはまた違った風情。 そういえば葉桜を撮影したのは初めてだ。 葉桜ごしの飛行機雲も。 いつもの静かな夕

      • 複葉機模型1/144 アルバトロスD5 組立

        2024年3月再開。 黒で下塗りしつつ、さくっと組み立てていきたい。 ※これまでの経緯はこちら。 胴体左右を接着したら、コックピットの付近がうまく合わなくて隙間ができてしまった。 隙間を埋めるのに黒い接着剤を使ってみた。 付着した箇所が一目で分かるのが良い。はみ出した分は削れるし。 しっぽ。9に10を接着すると言う説明書に従って接着したものの、なんか違う気がして完成品のアルバトロス(青)で確認したら、間違ってた。 9も10も胴体に付けるのだ。9と10をくっつけてはいけ

        • 散歩写真 いつも同じ桜

          2020~22年春撮影。 近くの公園の桜。 開花の噂を聞いたら頃合いを見計らって訪れ、良い撮影スポットを探しつつ散歩する。 でも、いったん立ち止まると時間を忘れて撮ってしまうのはいつも同じ場所、同じ古木。 夕方4時半~5時頃。 水面に反射する夕方の光、水辺に向かって長く伸びた枝、透ける花弁。 風が止み花の揺れが落ち着く一瞬を待つ。 この日は曇っていて風が強く、雲間から薄明かりが途切れ途切れに差しているかと思うと急に明るくなったり、光の変化が激しかったと思う。 思うように

        複葉機模型1/144 アルバトロスD5 塗装

        マガジン

        • 《模型》
          11本
        • 《フォトアルバム》
          7本
        • 《本棚》
          6本
        • 《ハンドメイド》
          19本
        • 《スケッチブック》
          4本
        • 《100均工作&リメイク》
          7本

        記事

          ソーイング 『檸檬』の為のブックカバー

          2018年5月頃製作。 過去作品。 手縫いで作った文庫本サイズのブックカバー。 レモン柄の生地との出会いが先だったか、文庫カバーが欲しくて布を探していたのだったかは、忘れた。 とにかくこのレトロなレモン模様に、無性に心惹かれた。 白か黒か、迷って両方買った。 作り方はネットで探した。これは片側の折り返し部分にベルトが付いていて、本の厚さに合わせて調節できる作り。 ストライプの生地と組み合わせて、両方の柄が表に出るようにアレンジした。 白レモンにはベージュ縞、黒レモ

          ソーイング 『檸檬』の為のブックカバー

          複葉機模型1/144 収納

          本棚の片隅に飾ってみたくて手を出した、1/144スケールの飛行機模型。 2機の自作プラモ機と、 2機の既製品。 2機の金属模型も同じくらいの大きさ。 さらにいま1機製作中。 本棚が手狭になってきた。 積んでるキットもあるし。まだこれから増える予定。 ガラスドームやガラスケースを増やすと場所を取る。 飾るものは時々入れ替えて、それ以外は壊れないよう保護しつつ効率よく収納しておきたい。 できれば見やすく出しやすく美しく。 先日、机の上を片付けた。 アクリルの引き出しケ

          複葉機模型1/144 収納

          複葉機模型1/144 アルバトロスD5 下準備

          2023年10月に着手したVALOMのアルバトロス2機目。 11月に羊毛記事を書いているうちに羊毛熱が再燃してしまい、模型の手は途中で止まってしまった。 最近やっと模型の気分が戻ってきた。 これまでの作業を一旦まとめておきたい。 ※2019年に作ったSE5aとアルバトロスはこちら 座席とエンジンを接着する前に、パーツを並べて胴体左右がぴったり閉じるかどうか確認。どこかひっかかってうまく合わない。 どこか削らないといけないけど、どこを削ればいいのかわからない。そういえば

          複葉機模型1/144 アルバトロスD5 下準備

          100均リメイク 或いはお絵描き? くもり空の撮影ボード

          2024年2月製作。 いつだったか100均で買った気がする、コルクボード。約40×60cm。 ほとんど使わないまま忘れていたのをリメイクして活用したく。 塗装して小物撮影用の背景ボードを作ることにした。 飛行機模型に似合う、空っぽい色が良い。 最初に、コルク板にリメイクシートを貼る。塗装下地として。切れ端が出たのでついでに木枠にも。多少隙間ができても気にしない。塗装面の大部分をざっくり覆えば良し。 以前コルクに直接塗装した時、表面の細かい穴に絵の具が吸い込まれて塗りづ

          100均リメイク 或いはお絵描き? くもり空の撮影ボード

          ビーズ刺繍 ストールクリップ

          2024年2月制作。 部屋を片付けていたら、以前刺繍用に買った材料をいくつか発見した。 その中にあった「スカーフ留め」なる金具。 ………買った覚えがあるようなないような?? 平らなプレート部分に刺繍モチーフを貼り付けることができる。 作ってみた。 右の銀色のがスカーフ留め金具。表は飾りを貼るための楕円形プレート、裏はクリップが付いている(画像は裏側)。 左上の黒い塊はガラスカボション。穴が開いていないパーツ。今回は接着剤で貼り付けて使う。 土台用スエードにカボション

          ビーズ刺繍 ストールクリップ

          木製パズル FokkerDr1 パーツ修復

          2019年11月に製作したFokker Dr1。 「つくるんです」の3Dウッドパズルキット「飛行機」。 実在の戦闘機を再現していて、木のぬくもりを感じさせつつもかっこいい。 複雑そうに見えるけれど、初心者向け。 接着剤不要、パーツを切り離して組み合わせるだけで作れる。 順調に組み立てていき、いよいよ完成間際。 機体とスタンドを接続する際に、スタンドの先端を折ってしまった。 すぐに木工用ボンドで接着した。一応付いたけど、触るとグラグラする。 なんとかバランスをとって機体を乗

          木製パズル FokkerDr1 パーツ修復

          本の話 白いブックカバーとしおり

          読書という行為は、本一冊あればできる。 一方、世の中には快適に、便利に、オシャレに、読書を楽しむためのグッズが種々存在する。 とくにブックカバーやしおりを手作りする向きは多いのでは。 これは、本好きがブックカバーとしおりに対してこだわりを煮詰めていった話。 布製の文庫本カバーを何枚か作ったことがある。 大きさを変えて新書用も。ひとつひとつ柄を選んで作ったので愛着がある。本を持ち歩く際に使う。 しかしハードカバー本には、やわらかい布製カバーは馴染まない。サイズも本によって

          本の話 白いブックカバーとしおり

          本の話 稀少本を探す旅

          数年前、あるテーマについて知りたくなった。イギリス史関連。 日本語の本は見つからなかった。 恐る恐る洋書を入手、文章量に怯みつつもなんとか最後まで読み切り、その参考文献一覧からまた1冊探し、を繰り返してきた。 知れば知るほど、さらに深く掘り下げたくなった。 百年近く前の本を復刻した本、今世紀に出版された本もあれば、数十年前の絶版本も。ホコリをかぶったまま届いたものもあった。 いずれも海外から取り寄せた。いや、1冊だけオンデマンド出版のがあったか。 電子書籍の選択肢のある本

          本の話 稀少本を探す旅

          本の話 航空隊のトレンチアート

          歴史が好き、古いものが好きで、アンティークの世界にも興味がある。 アンティークショップやオークションで時々遭遇して気になる「トレンチアート」なる言葉……。 硬貨を加工したアクセサリーやスプーンなどを見たことがある。 塹壕(trench)の兵士が制作した工芸品、としばしば説明される。 もう少し詳しいところが知りたくて、というか、WW1のイギリス航空隊関連のものも存在するのか?が気になって。 手に取ったのは『The Archaeology of the Royal Fly

          本の話 航空隊のトレンチアート

          コレクションの話 魅惑の薔薇の切手

          子供のころ切手を水で剥がす方法を教わった。 いつの間にか忘れていた。 大人になってから切手への興味が復活したきっかけは、薔薇の切手だった。 使用済みの切手がラッピングやクラフトに使えると何かの記事で読んだ。 まとめて数十枚セットで販売されていて、切手初心者でも手軽に入手できる。というのをこの時初めて知った。 外国の薔薇の切手のパックを買ってみた。が届いたものはイメージと違った。修復不可能な加工をするのはもったいないと思った。 フレームに入れて飾って使うことにした。 よ

          コレクションの話 魅惑の薔薇の切手

          コレクションの話 飛行機の切手の謎

          好みのデザインを見つけるとつい欲しくなる。切手。 切手蒐集が趣味と言えるほど詳しくはないけど。 フレーム※に入れて小さなアートとして飾って楽しんでいる。 ※切手を飾るフレームの話はこちら これは昨年入手した飛行機の切手シート。 発行国UMM-AL-QIWAIN…ウムアルカイワインはアラブ首長国連邦の構成国のひとつ。 ぱっと見て、SE5aだ!とテンションが上がった。 コントラストつよめの色調がかっこいい。 クローズアップしてみる。 プロペラを図案化したカラフルな枠が

          コレクションの話 飛行機の切手の謎

          本の話 小さくても画集

          素敵なポストカードをもらった。 イギリス土産、コンスタブルの風景画のカードだった。 雲に覆われた空を背景に建物が並ぶ。 どこかで見たような、静かな田舎の情景。 イギリスの風景画といえば、ターナーが好きだったけど、コンスタブルもいいなと思った。 何を探すでもなく漂っていた情報の海で、ふと目に留まった1冊。 簡潔なタイトルに心惹かれた。 『Constable's Skies』 コンスタブルの空の描写を集めた画集だ。 装丁も美しい。欲しい。 レビューを見ると、本のサイ

          本の話 小さくても画集