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《ハンドメイド》

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刺繍やアクセサリー、羊毛フェルトなど手芸の記事をまとめました
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記事一覧

ソーイング 『檸檬』の為のブックカバー

2018年5月頃製作。 過去作品。 手縫いで作った文庫本サイズのブックカバー。 レモン柄の生地との出会いが先だったか、文庫カバーが欲しくて布を探していたのだったかは、忘れた。 とにかくこのレトロなレモン模様に、無性に心惹かれた。 白か黒か、迷って両方買った。 作り方はネットで探した。これは片側の折り返し部分にベルトが付いていて、本の厚さに合わせて調節できる作り。 ストライプの生地と組み合わせて、両方の柄が表に出るようにアレンジした。 白レモンにはベージュ縞、黒レモ

ビーズ刺繍 ストールクリップ

2024年2月制作。 部屋を片付けていたら、以前刺繍用に買った材料をいくつか発見した。 その中にあった「スカーフ留め」なる金具。 ………買った覚えがあるようなないような?? 平らなプレート部分に刺繍モチーフを貼り付けることができる。 作ってみた。 右の銀色のがスカーフ留め金具。表は飾りを貼るための楕円形プレート、裏はクリップが付いている(画像は裏側)。 左上の黒い塊はガラスカボション。穴が開いていないパーツ。今回は接着剤で貼り付けて使う。 土台用スエードにカボション

本の話 航空隊のトレンチアート

歴史が好き、古いものが好きで、アンティークの世界にも興味がある。 アンティークショップやオークションで時々遭遇して気になる「トレンチアート」なる言葉……。 硬貨を加工したアクセサリーやスプーンなどを見たことがある。 塹壕(trench)の兵士が制作した工芸品、としばしば説明される。 もう少し詳しいところが知りたくて、というか、WW1のイギリス航空隊関連のものも存在するのか?が気になって。 手に取ったのは『The Archaeology of the Royal Fly

ニードルフェルト トランク

2023年12月制作。 黄色でもうひとつ行きたい。 ひこうきとくま※を作った。次のひとつでテーマが決まる。 なににしよう。 乗り物と、紳士か。 テーマは………「旅行」とか?? じゃあ、旅行カバンにしよう。 カバン本体は直方体、ベルトを巻いて、持ち手とか飾りをつける。よし、できそう。 ※これまでのお話 カバン本体。こんな直線と平面しかない形状を羊毛で作ったの初めてかも。 直方体。カドが命。 持ち手はシート状のフェルトを使って。 ライトグレーにダークグレーを巻きつけ

ニードルフェルト テディベア

2023年11~12月制作。 複雑な形は、立体物を見ながら作るとイメージが固まりやすくて捗る。 黄色でまた何かつくりたい。 今度はぬいぐるみと目が合った。 うさぎ。耳をまるくして、くまにしよう。 このうさぎは既製品だけど、こういう小さいぬいぐるみは昔はぎれで作ったことがある気がする。 頭胴腕足耳のパーツを作って組み立てる。 ひこうきより簡単そう※と思った、この時は。 ※初心者に飛行機はむずかしかったな。 まず、頭と胴。 胴は雫のような形を目指す。背中側は直線

ニードルフェルト 飛行機

2023年11月制作。 まとまりやすく、発色の良いアクレーヌ。 しばらく放置していたのに、遊びだしたら楽しくなってきた。 なにか作りたい。 青と白は使った。 つぎは黄色を使いたい。何つくろうか。 そうだ、ひこうきがいい。 目が合ったのは100均オブジェをメモスタンドにリメイクしたアレ※だ。 これを参考にして、もふもふ飛行機を作ります。 ※穴掘って色塗った話はこちら 作ります、って作り方は知りませんが(3回目)。 模型と同じように各パーツを作って組み立てれば良いの

ニードルフェルト クリスマスツリー

2023年11月制作。 ゆきだるまの三角帽子※を作っているとき、クリスマスツリーも作れそうな気がした。 ※ゆきだるまの話はこちら 作れそうとか言ってるけど、作り方は知らない(2回目)。 ツリー本体は三角錐の形にして、頭に星、飾りは適当に。いける。 青アクレーヌで木を作る。 はじめは細長く巻き、徐々に片端を太くもう片方は細く尖らせ気味にして、三角錐を目指す。底面は平らに。立てられるかどうか、時々立ててみる。 さらに毛をかぶせて形を整えて、木は完成。 次に星。 クッキ

ニードルフェルト スノーマン

2023年11月制作。 羊毛作品の記事※を書いているうちに余った毛の存在を思い出し、何か作りたくなった。 季節ものなら飾る期間が短いしホコリをあまり気にせず飾れるかな、今作るならクリスマスものが良い。ああでも赤は持ってない、緑も少ししかない。白か青メインで…。 そうだ、ゆきだるまなら白で作れる。 ※これまでのお話はこちら ゆきだるまなら作れる、とか言ってるけど、作り方なんて知らない。 丸とか三角とか基本の形で作れそうだな、と適当な絵を描いたら早速アクレーヌを取り分

ニードルフェルト 創作モルカー

2022年1月制作。 シロモのキット※を完成させたあと、実はもうひとりシロモを増員した。 ※羊毛やったことないのにシロモのキットを買ってしまった話はこちら 初号機シロモは、ちょっと刺しすぎて規定のサイズより少し小さく仕上がった。顔のバランスが変わってしまったため、目のパーツを手持ちの黒ボタンに差し替えた。 キットにもともと入っていた目パーツのほか、アクレーヌも白以外は余った。 白アクレーヌだけ買い足せばおかわりシロモができる。 と思ったのだが、足の接続に使うテクノ

ニードルフェルト 白文鳥と桜文鳥

2021年11~12月制作。 羊毛フェルトの基本を覚えて道具も揃えたことだし。 羊毛といえば、毛のふわふわ感を活かしたリアルな生き物作品に憧れる。 鳥のキットを仕入れてみた。 ※はじめての羊毛フェルトの話はこちら 白→桜の順に作った。 体の形とか羽はうまくできたかなと思うけど。 顔がなかなかかわいいバランスにならない。 特に桜文鳥。画像検索しては見比べて唸る。なんか違う。目の位置? くちばしの形?? ずっと見てるとかわいいのかどうかわからなくなってくる……。

ニードルフェルト 3匹のねこ

2021年10~11月制作。 これまたそのうちやってみたいと思いつつもきっかけがなく遠巻きに眺めるだけだった、羊毛フェルト。 もふもふが走り回るPUIPUIモルカーを観て、吸い寄せられるように(?)シロモのキットを注文した。 早速開封して作り方を見てみると、思ってたよりも複雑で難しそう…。 買ったときはなぜかこれを初心者向けだと思い込んでいた。どこにも初心者向けなんて書いてないじゃないか。 羊毛はじめましての自分が失敗せずに作れるとは思えず、あわてて練習用のキットを探

ビーズステッチ 星のキーホルダー

2020年4月制作。 ビーズファクトリー無料レシピ「ペヨーテステッチで作るスター」を参考に。針と糸を使ってビーズを編んで大小の星を作った。 デリカビーズって色がいっぱいありすぎて迷う…。 迷いに迷って、青系のDB63に決めた。角度によって青から紫に変化して見える光沢が美しい。今回はこれ一色だけを使うことにした。 複雑な模様を入れるのは難しそうだし間違えそうと思って単色にしたものの、実際やってみると図と色が違うとどこまで編んだのか分かりにくかったので、作り方どおりに色分

ビーズ刺繍 スピットファイア

2022年7~8月制作。 本にのっているデザインには自分では思いつかないようなアイディアが盛り込まれていて、手順通りに作っていくことでいろんな発見がある。 それはそれで勉強になるし、楽しい。けど。 自分にしか作れないものもあるんじゃないか、と冒険してみたくなる時もある。 図案はラウンデル※と同じ古い冊子のイラストを参考に。 いくつかのっている軍用機のなかで一番線がシンプルでカンタンそうなスピットファイアを選んだ。 ※きらきらラウンデルはこちら 土台は黒のフェイクス

ビーズ刺繍 クロス

2022年7月頃制作。 練習用のフェルトを卒業して刺繍枠を使うようになると、いくつかの作品をまとめて刺すようになった。 小さい作品をひとつだけ刺して土台布を枠から外し切り抜くと、残りの布が枠に嵌められなくなり、無駄になるので。 まとめて刺してまとめて切り抜くと、裏の処理を後回しにしてしまう事があった。刺しただけで満足してしまったり、何に仕立てるか迷ったり。 このクロスも裏をどうするか決めかねて放置していたのを、最近発見した。刺したのは傘※と同じ頃だと思う。 ※雨傘の話