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ニードルフェルト テディベア

2023年11~12月制作。

複雑な形は、立体物を見ながら作るとイメージが固まりやすくて捗る。

黄色でまた何かつくりたい。
今度はぬいぐるみと目が合った。

うさぎ。耳をまるくして、くまにしよう。


うさぎ

このうさぎは既製品だけど、こういう小さいぬいぐるみは昔はぎれで作ったことがある気がする。

頭胴腕足耳のパーツを作って組み立てる。

ひこうきより簡単そう※と思った、この時は。


※初心者に飛行機はむずかしかったな。



右のクラゲは頭パーツ

まず、頭と胴。

胴は雫のような形を目指す。背中側は直線気味に、おなか側はぽってりと。
頭は丸をベースにしつつ、鼻先の形を意識してちょっとだけ尖らせる。

首はふわふわを残しておいて、接続する。完璧。


左は足の長さのバランスを見ている
右は腕を片方作ったところ

腕と足。

細く、少しカーブさせて、腕は足より短く、足にはつま先を接続して…と形作るのに気を取られて、失敗した。
左右の区別なく作っていて、胴との接続位置を決めていなかった。
接続のためのふわふわを残すのを忘れ、全体を刺し固めてしまった。

胴体に当てて刺してみるとかろうじてつながった、けどうまく固定できない。胴体のほうもしっかり刺し固め済みなのだ。
ふわふわがないとこうなるのか。知らなかった。刺しても刺してもまだぐらぐらする。

周囲に毛を追加する? いやいや、つなぎ目が曖昧になるとテディベアらしくなくなってしまう。いったん取り外して切り込みを入れる?

どうしよう。


このクラゲは耳
鼻→耳の順につけた

しつこく刺しているうちに、座れるようにはなった。
けどまだぐらつくのが気になる。

あとは、ぬいぐるみと同じように、ボタンと一緒に縫いつけて固定すればいいのでは? 反則??

いつかのシャツの白ボタンを発掘した。4つ。
これでいく。

目は黒いビーズ、鼻と口はグレーの毛で刺し付けた。
しっぽも余った毛を丸めて付けた。

とりあえず、くまの形はできた。完成完成。


白ペンで円を描いて切り抜く

一応完成はしたものの、ちょっともの足りない。
もうひと手間かけてヘタをごまかしオリジナリティを出したい。

フェルトの端切れを円形に切り抜く。
これにグレーの毛を刺し付けて…。
こういう手法があるのか知らない。思いつき。うまくいくのか?



できました

リボンを結んで帽子を被せたらダンディになった。くま氏。

うさぎと比較すると結構小さい。


帽子は固定していない

結局ボタンで縫い留めた腕と足。白ボタンにグレーの糸を合わせてみた。
よく見ると、ボタンの形が微妙に違った。

帽子は、円形フェルトの上に羊毛を半球形に刺し付けた。
羊毛で作るならシルクハットよりボーラーハットのほうが合うかなと。


角度によって違う顔に見える?のが面白い。

実は、腕足が体の向きに対して少しずれてついてしまったため、顔(と胴体)が正面よりもやや左を向いている。
帽子をななめに乗せると、このズレが目立たない気がする。計算通りだ。


写真を撮っていると、色違いを作って並べたい、という考えが一瞬よぎった。けど。
これは思い付きで作り始めて運よく完成した奇跡の一品、作り方も型紙も存在しないので同じ大きさ同じ形に作るのは初心者には無理なのだった。

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