ビーズ刺繍 スピットファイア
2022年7~8月制作。
本にのっているデザインには自分では思いつかないようなアイディアが盛り込まれていて、手順通りに作っていくことでいろんな発見がある。
それはそれで勉強になるし、楽しい。けど。
自分にしか作れないものもあるんじゃないか、と冒険してみたくなる時もある。
図案はラウンデル※と同じ古い冊子のイラストを参考に。
いくつかのっている軍用機のなかで一番線がシンプルでカンタンそうなスピットファイアを選んだ。
※きらきらラウンデルはこちら
土台は黒のフェイクスエード。
もともとは裏用のつもりで買ったけど、端がほつれないし針が通りやすいし下書きの線がきれいに書けるので、土台にも使いやすく重宝した。
金糸銀糸のきらめきが映える滑らかな質感はゴールドワークとの相性も良い。
ただし刺繍枠に嵌めるときにちょっと伸びやすいので注意。
コーチングでアウトラインを描いたら、別の本でスピットファイアの写真を見ながらビーズの配置を考えた。
ラウンデルをスパンコール2枚重ねで、キャノピーをガラスビーズで表現。
余白は残しつつさらにラインストーンやパールなどでキラキラを追加してみた。
裏布は黒のフェイクレザー。ほどよい厚みで硬め。断面の白はちょっと気になるけど、高級感のある質感が気に入ってる。
ブローチの金具を付けた。
刺繍、一時あんなに夢中になって次々作っていたのに。
これを完成させると何故かとても満足して、その後すっかり離れてしまった。
せっかく技法を覚えたのだし、糸とかビーズとかスパンコールとかも集めたのだし、本にのっているデザインでまだ作ってみたいのもある。
またいつか再開したい…!
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