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ビーズ刺繍 クロス

2022年7月頃制作。

練習用のフェルトを卒業して刺繍枠を使うようになると、いくつかの作品をまとめて刺すようになった。
小さい作品をひとつだけ刺して土台布を枠から外し切り抜くと、残りの布が枠に嵌められなくなり、無駄になるので。

まとめて刺してまとめて切り抜くと、裏の処理を後回しにしてしまう事があった。刺しただけで満足してしまったり、何に仕立てるか迷ったり。

このクロスも裏をどうするか決めかねて放置していたのを、最近発見した。刺したのは傘※と同じ頃だと思う。

※雨傘の話はこちら


形状的に、ピンズにするかブローチかで迷ったんだろうなー

せっかく作ったのにそのままにしておくのはもったいない…という事で、裏布とブローチの金具をつけ、縁にブランケットステッチを施した。

裏は土台と同じやわらかいフェイクスエード。
ラインストーンの重みを考慮して、間にもう一枚同じ布を挟んだ。接着剤を2回塗ることになるので厚みと強度が増す。

久しぶりにやったら金具の位置がちょっとずれてしまった。
ブランケットステッチは縁をしっかり閉じて間の布の断面を隠すのが目的…だけど肝心の刺し方が思い出せず本を見ても分からずスマホで調べた。

このキラキラ感が好き

この図案はドイツ機の十字マーク(ヘッダー画像参照)かイギリスの勲章のクロスを参考にして描いた気がする。

十字モチーフは細い部分があると作りにくいからと少しずつ変形させていったんだと思う…。もとが何だったか分からなくなってしまったし、案の定くびれの部分は切り抜くのが難しく、きっちりシンメトリーにはならなかった。

それでもこのデザインは結構気に入ってる。
小さいピンズ※と並べて着けても良さそう。

※オートクチュールなピンズの話はこちら

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