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誰でも勉強ができるようになる方法

勉強は、コツを知っているかどうかで難易度が変わる。

受験勉強や資格の取得、仕事で覚えなければいけないことなど、生きていく上で勉強の仕方を知っているのと知らないのでは、成長速度や成果が変わってくる。

私はもともと勉強が好きではなかったが、勉強の仕方を学んだことで、今では勉強を好きになり、複数の資格を短期間(効率良く)で取得することができている。もちろん、プログラミング言語など技術力の習得にも役立っている。

そこで、私や私の周りの優秀な人が実践している誰でも勉強ができるようになる方法を紹介する。

人間は忘れる生き物である

まず、人間はあらゆる物事を忘れてしまう生き物だということを理解することが重要だ。

勉強が嫌いな人や得意ではないと思っている人は、忘れる=勉強ができないと勘違いしてしまっている

実際に私も勉強が嫌いだった頃は、忘れるという人間の性質を理解できておらず、勉強したことを忘れるのは自分の能力がないからだと勘違いしていた。

人間には忘れる特性があることは、科学的にも証明されている。

人間の記憶について研究されたものを1つだけ紹介する。

みなさんはエビングハウスの忘却曲線というものをご存知だろうか?

これは、ドイツの有名な研究者(エビングハウス)が人間の長期記憶について調べたものである。

この研究によると、学習から24時間後には70%以上のことを忘れてしまうという結果がでている。

つまり、忘れる=勉強ができないは間違いで、「忘れるのは当然だよね」と考えることができる。

勉強方法

考え方

私はもちろん、私の周りの優秀な人も実践している勉強方法は、忘れることを許容し、何度も繰り返し勉強する(反復学習する)ことだ。

どういうことか例を出して説明する。

例えば、子供から大人までほとんどの人はThank youAppleなどの英単語を理解しているし、話すことができる。

これは、繰り返しこの言葉を聞いたり使ったりしているからだ。

逆に、overwhelmingという単語の意味がわかる人はThank youの意味がわかる人に比べてどれくらい居るだろうか。
※ overwhelming:圧倒的に

つまり、人間の特性上、繰り返し使ったり聞いたりしていないことは、覚えることができない/忘れるのだ。

忘れることを許容し繰り返す勉強方法

実際に実践している勉強方法を紹介する。

私は参考書を読む際、1周目で完璧に理解しようとしていない。

1周目は目を通すレベルで良いと考えている(覚えることが目的ではない)。
時間をかけずにパラパラと流し読み、気になるものは適宜調べる程度だ。

2~3周目は 1~2周目よりも時間をかけて読み、理解することに重きを置く。3周目あたりから、「見たことある!」が増えるはずだ。

4周目は3周目までで忘れてしまっているところには時間をかけて、覚えられるように読んでいく(完璧に覚えなくて良い)。

4周目以降は、ここまでに理解が曖昧なところや覚えきれていないところにフォーカスし頭に入れていく。

何周すれば良いかなどは資格の難易度や経験値に依存するが、4,5周もすればかなり記憶に残っていることを実感できるはずだ。
(ちなみに私は3週間で8周参考書を回したことがある)

このように、繰り返すことで簡単に記憶への定着度を上げることができる。
さらに、最初から覚えきれないことを許容することで勉強に対するストレスが大幅に軽減されるはずだ。

目を通す回数を重ねるごとに、覚えているところ/理解しているところが増えるため、参考書を読むスピードが上がる。
そのため、回数を重ねることはそこまで難しくないはずだ。

この勉強方法によって、仕事が忙しい中でも複数のIT関連の資格の取得や複数のプログラミング言語の習得ができている。

そして、効率良く勉強するテクニックを学んだことで、私は時間を有意義に使うことができている。

まとめ

人間は忘れる生き物だと理解し、勉強のテクニックを少し学ぶことで、
難しく感じていた勉強がとても簡単になった。

これからも、やりたいことを実現するために、賢く勉強に励むつもりだ。

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