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プライマリースポーツスクールとは

  なぜプライマリースポーツスクールを設立したこというと、幼児期に様々なスポーツを経験すると、充実したスポーツライフを送ることができると思ったからです。それを実現するスポーツクラブが故郷の舞鶴市にはなかったので、自分で創りたいと思うようになりました。

 
 スポーツを始める時は、子どもの思いを優先させる必要があると考えています。そう考えたのは、スポーツの選び方が雑と感じる出来事があったからです。

 
 多くの人が習い事や部活動でスポーツを経験します。私もその1人でした。幼稚園の頃に、兄の影響でサッカーを始めました。小学生に上がると地域のサッカークラブに入りました。高学年になると京都府選抜や関西選抜に選ばれました。中学生も同じサッカークラブに通い、キャプテンとして京都府北部勢初の関西大会出場を成し遂げました。高校生はサッカーの強豪校に通い全国大会を目指しました。大学生では関西学生サッカーリーグの優秀選手に選ばれました。正直言って、順風満帆のサッカー人生でした。しかし、そんな私が今でも疑問に思うことがあります。それは、「本当に自分にはサッカーが向いていたのだろうか?」です。


他スポーツの経験

 中学校では友達に誘われてバスケ部に入りました。サッカーがない日には部活動でバスケに打ち込みました。3年生の時には、市内の総体で優勝するなど貴重な経験をしました。当時、「サッカーの他にこんな楽しいスポーツがあるのか。」「サッカーよりバスケの方が向いているんじゃないか。」と思っていました。しかし、サッカーをメインに取り組んでいたので高校進学と共にバスケは辞めてしまいました。

 大学を卒業するくらいの時期に、父に誘われてゴルフに行きました。ゴルフは大人のスポーツだと思っていたので、あまり乗り気ではありませんでした。しかし、ゴルフ場に行ってみると自然の中でスポーツをする楽しさや、ナイスショットした時の気持ち良さを感じました。就職で北海道に移住するとゴルフに熱中しました。頻繁に練習場に通ったり、公式競技に出場したりしました。最近になって、生涯ゴルフに関わりたい気持ちからレッスンプロの資格を取得しました。その中で「もっと小さい頃からゴルフを経験していたらどうなっていたのかな。」と思うようになりました。

決意

 スポーツを始めるときは子どもの想いを優先させる必要があると考えています。子どもの「得意」や「好き」からスポーツを選ぶべきです。しかし、子どもは自分の「得意」や「好き」が分かりません。なぜなら、経験したことがないからです。だから、「兄がやっているから」「親がやっていたから」「友達がやっているから」「近くで通えるから」という子どもの想いを無視した理由でスポーツを始めることが多いです。その結果、楽しめなくて辞めてしまいスポーツに苦手意識をもってしまったり、自分は続けられないとネガティブな気持ちになってしまいます。私のように続いたとしても、「他のスポーツをやっていたら?」「自分にはもっと向いているスポーツがあるのでは?」と疑問が残ってしまう人もいます。だからこそ、幼少期に様々なスポーツを経験することが、納得し充実したスポーツライフを送るために必要だと思い、Primary sports schoolを創ることに決めました。

Primary sports school(プライマリースポーツスクール)

「Primary」には「最初の」「主要な」という意味があります。このクラブが子ども達のスポーツライフの出発点となる思いを込めて名付けました。
 Primary sports school  では、3歳〜6歳(年少〜年長)を対象に、サッカー、バスケットボール、スナッグゴルフ、ティーボール、陸上、体操など、8種類以上のスポーツを総合的に実施します。
 舞鶴市には、様々なスポーツを経験できる環境はありません。舞鶴市の子どもたちが、スポーツの、「得意」や「好き」に気づくことができる環境を創っていきます。



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