見出し画像

#023 手ごたえがあった前半シーズン

最近は、新型コロナウイルスの感染者数が急激に増え、部活動の練習の機会が制限されてしまうのではないか、教育実習が通常通り行われるのか、毎日心配で仕方ありません。

大学の期末試験を2週間後に控えており、それが終わると10月から始まる附属小学校の教育実習の準備が始まります。初めて小学生を相手に授業を行うため、不安もありますが、今まで学んできたことや考えてきたことがどれだけ現場で通用するのか、楽しみでもあります。

初めて乗り越えたといえる冬期を過ごした

#018にも書いた通り、今年の冬期練習は久々に怪我をせずに、計画していた練習はこなすことができました。ウエイト等、日頃取り組んでいるトレーニングの記録は、ほとんど向上し、あとは実際の跳躍に繋げるだけだと思っていました。

しかし、それを拒んだのは身体の不調でした。

毎日のストレッチやマッサージ、交代浴などのケア。昨年の反省から、練習をしっかりこなせるようにと、専門的な知識はないながらも栄養面についても普段以上に気を使って生活してきました。

ただ、3月中旬に左脚の膝裏に違和感を感じてから、それが治ってもまだ別のところを痛めてしまったり、なかなか健康な状態で試合に出場することが、思い返せばなかったのかなと思います。

このように、怪我の事を書くのも言い訳がましくて嫌ですし、実際欲しかった記録が出なかったことに対しての言い訳ですが、それだけ不調がなければ狙っていた記録に近い記録は、出すことができたのではないかなと思っています。


陸上を心から楽しみたい

今まで、楽しくて続けてきた陸上ですが、最近はあまり楽しいとは思えなくなってきました。

大学1年、2年と自己ベストを更新していませんでしたが、それなりに楽しかったですし、なんなら練習をしているときが生活している中で一番楽しい時間でした。

しかし、今年の6月中旬ごろ、出場して当たり前だと思っていた県選手権に出れないとなってから、関東インカレに出場して、そこで勝負するという大学陸上の目標を、達成できないのではないかということが頭をよぎりました。

県選に出場することが大学陸上の目標ではなかったため、県選に出場できなかったことに悔しさはあまりありませんでしたが、標準記録である13m30すら、大学3年なのに跳ぶことができていないという現状に、入部してから2年間何をしていたのだろうと思いました。

ある程度、何ヶ月かに1回自己ベストが出ていた高校時代とは違い、大学ではそう簡単に自己ベストが頻繁には出ないことは予想していました。しかし、普段練習を共にしている自分の周りの砂場種目を専門にしている人は、みんな自己ベストを出し、前半シーズンの締めくくりとなる県選には、私以外のブロック長は皆出場しました。

同じ大学で出場した選手からは、刺激をたくさんもらいました。
同じ種目を専門にしている先輩の大学記録更新、同期の大幅自己ベスト更新+関東選手権出場。スタンドから見ていて、とても魅力的でかっこよかったです。

しかし、2日間サポートに回るしかできなかった自分が、本当に情けないなと思いました。一緒に戦いたかったです。


前半シーズンほど悔しい思いをすることはない

6月中旬の流通経済大学の競技会では、私の自己ベストである13m07と同じ記録を出しました。

ベストタイの記録を出したことに対して、多くの人からいい感じだね、といった言葉を頂きました。

結果を気にしてくれている方がいるのは、本当にありがたいことです。

ただ、それまでの記録が12m代に落ち着いていたので、みんなはよい結果だと思って伝えてくれたのだと思います。しかし私にとっては、何も嬉しい記録ではなく、その程度の記録でいい感じだと思われるようなレベルにしか位置していないということを認識しました。そんな風に思われているのが、とても悔しかったです。記録が出ていないので当たり前ですが。

納得いくような結果がでなくても、今までずっと楽しいと思ってやってきました。そう簡単に嫌いになることはないと思うので、楽しいと思えるようになるときまで、地道に練習をしていくことが大切だと思います。

地道に練習をして、心から楽しいと思えたとき、自己ベストを更新できたらいいなと思います。

来年の関東インカレに向けて

前の年に県選に出場していないようなレベルの選手が、関東インカレに出場したら、みんなはどう思うでしょうか。

14m20という関カレB標準は、自分にとってそう高くない目標であり、実現可能な記録だと思っています。

周りの人にその目標が厳しいと思われても、自分が一番に自分のことを信じて練習に取り組んでいきます。

そして来年、必ず関東インカレに出場して、そこで勝負します。







この記事が参加している募集